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回答遅れてすみません。 週末から出張してました。 質問の回答なんですが、亜鉛めっきなどはウィスカーの発生にともない電気回路に悪さ(回路と回路の間にウィスカーが発生しショートする)をするというのが一般的に知られております。ウィスカートは金属から成長したハリ(ヒゲ)みたいなものであり、金属や素材の内部応力、硬さ、拡散性などにより引き起こされるといわれております(文献では最長1mmに達したものもあるらしいです)。亜鉛めっきは金属としての皮膜の安定性は悪いです。防食には優れていますが、精密回路などでの使用はさけたほうがよいでしょう。逆にニッケルめっきの場合、皮膜が非常に安定なため、ウィスカーの発生はありません。 あと、余談ですが、すずめっきもウィスカーの発生が起こります。すずに10%の鉛を添加したものは非常に皮膜が安定になります。はんだめっきがそうです。最近鉛の使用が制限され、はんだめっきにかわるよいもの(コスト、性能)がなくて困っております。[2003年2月18日 8時44分37秒]
電気関連のBOXの内部に電気回路の基盤があり、その近くに鉄にクロメート処理(亜鉛 めっき有色クロメート)をしたものがあると、基盤に悪さをするとの話を聞きましたが 本当なのでしょうか?又、ユニクロ、ニッケル等のめっきであれば、問題無いのでしょうか? お分かりになるようでしたら、教えて下さい。 宜しくお願いします。[2003年2月13日 9時5分54秒]