記事タイトル:カニゼンメッキの膜厚について 


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お名前: 管理者   
膜厚は厚いほうが錆びにくいのは確かです。
ピンホールや素材の影響が厚いほうが受けにくいからです。
しかし、カニゼン自体が防錆を目的とした処理ではありません。
それゆえ、防食性はほんの少ししかあがらないでしょう。
実際に、10μm、5μmの防錆能力を比較してみたらどうですか?
塩水噴霧試験で1時間後、2時間後、3時間後と確認してみたらどうかと思います(直ぐにさびるので、確認頻度は増やしたほうが良いです)。
あと、大気暴露試験なんかも良いですね。
防錆能力は素材の加工方法や面祖度なんかも影響するので客観的に判断するのは難しいですね。
保管中に錆びるのであれば、保管方法や後処理剤の検討をするのも良いと思います。
以上
[2005年8月17日 9時38分8秒]

お名前: 和田   
はじめまして。
弊社で、防錆を考えた場合、カニゼンメッキの膜厚で5μmと10μmどちらがいいか
判断に困っています。3,4年前に、5μmだったものを錆びるということで10μmに変更しました。(ピンホールが影響との考えでした。)しかし最近コストを考えた場合、薄いほうがもちろん安いので、また5μmに変更しようとしています。めっき屋がいうには、5μmも10μmもどちらも一緒だと言う見解が根拠になっているようです。10μmに変えたときは、膜厚により違う、5μmにするときは膜厚が関係ないと意見が分かれており、この際技術的に突き詰めたいと思っています。どちらが、いいのかアドバイスを頂きたいのですが。よろしくお願いします。
[2005年8月11日 10時0分22秒]

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