千葉県千葉市中央公園の万葉歌碑
千葉県千葉市中央公園に万葉歌碑があります。
刻まれている歌は、「千葉野(ちばのぬ)の・・」(巻20-4387）で、作者は、千葉郡(ちばのこほり、今の千葉市辺り)の大田部足人(おほたべのたりひと)です。防人として九州に向かうため、心に掛かる可愛い恋人を置いて旅立つ心境を詠っています。
歌
千葉野(ちばのぬ)の 児手柏(このてかしは)の 含(ほほ)まれど あやにかなしみ 置きてたか来(き)ぬ（巻20-4387） ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。
（大意） 千葉の野の児手柏の新芽のように初々しくて無性に可愛いので、（心に掛けながらも）あの児をおいて来てしまった。
所在地
千葉県千葉市中央区中央１丁目１２ 中央公園の中です。地図 のマークのところです。