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千葉県船橋市印内町春日神社の万葉歌碑

千葉県船橋市印内町春日神社に万葉歌碑があります。駅の近くなのですが、下の写真のように、境内は緑に囲まれた静かなところです。その中に「かつしか田園の記」と記された石碑があり(写真右側の石碑)、碑陰に「鳰鳥(にほどり)の・・」万葉集14-3368が刻まれています。

千葉県船橋市院内町春日神社

下の写真は碑陰ですが、暗くて彫った文字が非常に読みづらくなっていますので、さらに下に文字部分を拡大した写真を載せます。

千葉県船橋市院内町春日神社

土地改良記念とあり、「鳰鳥(にほどり)の・・」の歌、改良事業の説明が続いています。 

千葉県船橋市院内町春日神社

鳰鳥(にほどり)の 葛飾(かづしか)早稲(わせ)を 饗(にへ)すとも その愛(かな)しきを 外(と)に立てめやも (巻14-3386) ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。

(作者) 未詳。下総国(しもつふさのくに)の歌。

(大意) 葛飾の早稲を神様に供える夜は身を慎まなければならないのだけれども、あのいとしい人が来たら外に立たせたままにすることができるでしょうか。とてもできません。

所在地

千葉県船橋市印内町494春日神社境内

行き方

西船橋駅北口から北へ100m程のところに国道14号線千葉街道があり、それを越えたところに春日神社があります。距離は200mほどです。場所は、地図 のマークのところです。