千葉県市川市真間の継橋の万葉歌碑
千葉県市川市の真間地区に万葉歌碑が5基あります。今回、真間地区を歩いてきました(2010/7)。
万葉集に、下の「足(あ)の音せず・・」の歌が載っています。当時、この辺り、真間の入江には沢山の洲があり、それら洲の間に渡した橋が万葉集に歌われた「真間の継橋」だそうです。今は、下の写真のような小さな赤い欄干となっていますが、この橋は、当時は、都にも知られていたそうです。
上の写真の奥の方に真間の継橋の万葉歌碑があります。下の写真が歌碑です。
歌
足(あ)の音(おと)せず 行かむ駒(こま)もが 葛飾(かづしか)の 真間(まま)の継橋(つぎはし) やまず通(かよ)はむ (巻14-3387) ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。
(大意) 足音せずに進む馬が欲しい。葛飾の真間の継橋をとおり、いつも通いたいものだ。
所在地
千葉県市川市真間4丁目6−10 (→地図)
行き方
JR総武線市川駅から北へ150m程で国道14号線に出ます。国道を東京方面に100m程進むと右(北)へ向かう大門通りがあります。この通りを800m程北へ進んだところに真間の継橋があります。この大門通りの壁には、万葉集の歌のパネルが30枚程取り付けられていますので、それを楽しめながら歩けます。