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群馬県安中市五料の茶屋本陣の万葉歌碑

群馬県安中市五料の茶屋本陣の万葉歌碑を訪ねてきました(2011/6)。下の写真です。

五料の茶屋本陣は、江戸時代、中山道を参勤交代で往来する大名の休憩所だったところです。宿泊用ではなく、休憩用に用いたそうです。ここは、「お西」と「お東」の2つの建物が並んでいますが、両方とも、名主の中島家(祖先は同じ)の屋敷であり、村役所の機能も果たしていたそうです。今は、県史跡に指定され、修理復原されて有料で公開されています。

群馬県安中市五料の茶屋本陣

日の暮(ぐ)れに 碓氷(うすひ)の山を 越ゆる日は 夫(せ)なのが袖(そで)も さやに振らしつ (巻14-3402) ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。

(作者) 未詳。上野国(かみつけのくに)の相聞往来の歌。

(大意) 碓氷峠を越える日は、夫が袖をはっきりと振ってくださった。

所在地

群馬県安中市松井田町五料564−1 五料の茶屋本陣の受付所の近く(お西側にある)で、お西からお東に渡る道の横にあります。地図のマークのところです。

行き方

JR信越本線松井田駅と横川駅のちょうど中間あたりです。国道18号線から少し脇にそれた、信越本線沿いにあります。