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横浜市伊勢山皇大神宮の万葉歌碑

横浜市の桜木町駅の近くにある、伊勢山皇大神宮(いせやまこうたいじんぐう)という大きな神社の境内にある万葉歌碑を訪ねてきました(2010/4)。

伊勢山皇大神宮は、明治維新後、貿易の要である横浜港に、外来文化に対応できる精神的支柱とすべく、又、国家鎮護を祈り、建てられたものだそうです。この神社は野毛山と呼ばれる丘にあり、境内に着くまでにかなりの坂道を登ることになります。皇大神宮に着き、階段を登り鳥居をくぐってすぐのところに万葉歌碑があります。写真のように、万葉歌碑の右横に、犬養孝先生の古典文学に対する多大な寄与に対し、昭和63年に歌碑を建立、との説明碑があります。

横浜伊勢山皇大神宮

石(いは)ばしる 垂水(たるみ)の上の さ蕨(わらび)の 萌え出(い)づる春に なりにけるかも (巻8-1418) ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。

(大意) 岩の上を激しく流れる滝のほとりの蕨が萌え出る春になったなあ。

所在地

横浜市西区宮崎町64 伊勢山皇大神宮境内

行き方

JR京浜東北・根岸線桜木町駅、横浜市営地下鉄桜木町駅下車、徒歩10分。京浜急行日の出町駅下車、徒歩10分。みなとみらい線みなとみらい駅下車、徒歩15分。歌碑は下の地図のマークのところにあります。