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神奈川県横須賀市走水神社の万葉歌碑

神奈川県横須賀市の走水神社境内にある万葉歌碑を訪ねてきました(2010/12)。下の写真の歌碑です。この碑は「針の碑」となっており、我々の生活に貢献している針に感謝して建立したものだそうです。

横須賀市走水神社

草枕 旅の丸寝の 紐絶えば あが手と着(つ)けろ これの針(はる)持し (巻20-4420) ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。

(大意) 旅の途中、丸寝の紐が切れたら、この針を持って私の手と思って着けて下さい。

ところで、走水神社には、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)と弟橘媛(オトタチバナヒメ)が祀られています。これは、日本武尊が走水から船で上総へ渡ろうとしたとき、暴風雨のため立ち往生してしまったため、弟橘媛命が自ら海に身を投じてその難を救ったと伝えられるところによるそうです。

所在地

神奈川県横須賀市走水2-12-5 走水神社 社殿の階段下。地図を参考にして下さい。歌碑は地図のマークの辺りです。 

行き方

京浜急行「馬堀海岸駅」の2km余り東の国道16号線沿いです。バスを使う場合は、JR「横須賀駅」又は京浜急行「馬堀海岸駅」から観音崎行きで走水神社前下車です。