JH2CLV's Topics & Memorandam
April 2024

Apr 29-30, 2024 着花調査…田んぼ草刈
孫たちの帰省にも関わらず、JA柑橘委員会依頼による地区の柑橘の着花調査を行った。この季節恒例の作業で、各地区の字毎に品種毎の着花状況を調べて回る。8時半集合で凡そ2時間を要した。調査の重点は推奨品種であるゆら早生・青島・はるみに重点が置かれていて、地元山切が発祥の太田ポンカンは最近影が薄い。調査項目は開花状況・着花量・樹勢だが、同じ園地内でも極端に不揃いがあるので、調査票に記入する時のサジ加減が重要だ。全体としては例年より2週間程度着花が早い。それに合わせて農薬散布をするので、養蜂家にとっては辛い季節でもある。写真は自宅前のゆら早生の着花状況…5分咲き程度か。ところで、細切れに作業していた田んぼの草刈、ようやく30日午前中までに刈り上げた。細切れの方が体には良い様だ。50代の頃は休み無しで8時間で刈り上げていたが、70を前にする今では全く不可能で、体に合わせて草刈方法が必要になっている。オンマウスは田んぼを北側から俯瞰した映像。車庫の屋根に監視用に設置したネットワークカメラ。この辺りは数日前に刈っているので、買った草は既に萎びて枯れ色が変わっている。この草刈り後の畑が茶色に染まる時間が何故か好きだ。草が大地に返って行く…秋までほぼ毎月この作業が続く。
そう言えば三男一家、29日の晩、行き付けの焼き肉店で夕食を済ませた後、深夜に帰路に就いた。

Apr 28, 2024 三男一家帰省…ミツバチのケア佳境
田んぼの草刈は小刻み状態で中々終わらない。急にミカンの開花が始まりカミサンはミツバチのケアで忙しい。28日は2段積みにした蜂箱に隔王板を挿入する作業に刈り出された。下段は育児圏で女王が卵を産み蜂子を育てる。隔王板で仕切られる上段へは体の大きい女王は進入できず、働きバチが蜜を運ぶ貯蜜圏。上段の巣枠を取り出して遠心分離機に掛ければ、蜜だけが搾りだせる仕掛け。3ヶ所ある蜂場の一つが終ると解放され、田んぼの草刈りへ復帰。そして次の蜂場の準備が出来ると赴いて支援…こんな感じで時間が経過する。当地は既に橘の香りが漂いカミサンはチト慌てている。そんな中、15時前に三男一家が群馬から帰省。一気にファミリーモードに切替わる。爺婆は作業を止め孫たちのケアに奔走する。もう少しタイミングがずれてくれると有難いのだが、半分は自然相手なので致し方ない。三男一家とは14日に秩父で逢ったばかりだが、その時とは違う環境なので孫たちの動きは新鮮だ。何しろ常に喋って走り回っている。良く疲れないものだと感心するほどだ。爺婆は年に数回のことだが、親は毎日だから大変だろうと想像する。写真は孫たちの帰省で運動場と化した仏間と床の間。オンマウスは二本松の蜂場でミツバチのケアに忙しいカミサン。

Apr 26-28, 2024 マシン油・ダニ剤散布…一部開花
ミカンの着花と天候を考慮して、着花前農薬散布(カイガラムシ・ダニ対策)のタイミング伺っていた。所用も多いため最適な日を探っていたのだが、このところ急に開花が始まり焦り出した。自分もカミサンもにわかに忙しい。カミサンは採蜜に供えミツバチのケア、そして自分は開花前散布を26日から始めた。日の出と共に散布すれば1日仕事なのだが生憎の朝露があり、適度に乾くまで待つと時間が足らず1000リットルがやっと。屋敷→屋敷南→舞台→寺山→田んぼをこなすのが精一杯。切りの良い所で翌日に仕事に回す。翌27日は朝露が無く、5時半から残り500リットルを伊野→汁見谷の順で散布する予定だったが、伊野の散布中にポツポツ。何とかこなして朝食を取り汁見谷へ向かう。ところが、しとしととした雨に変わった。結局その日は諦め、28日6時ころから快晴のなか汁見谷の散布を実施。これで全園地をかけ終えたが、若干の農薬が残ったため、伊野へ回りリベンジ。園地全体へ薄く遠方射撃して1500リットルを使い切った。朝早く散布するのは、ミツバチの飛来とバッティングすることを避ける意味もある。開花前と言いながら、実は汁見谷ハウスのゆら早生はほぼ開花、興津・宮川早生もそれに近く、今年の開花は例年より2週間程早い。写真はリベンジ戦の伊野のポンカン畑。オンマウスは汁見谷のはるみ。

Apr 25, 2024 採蜜準備…遠心分離機電動化
養蜂主宰者であるカミサンがこのところミツバチのケアで忙しい。平行して採蜜のための道具の準備を進めるが、カミサンが遠心分離機の電動化を口にした。腕力には自信があるので、何十年とやってきた手回しにはストレスを感じなかった。大した議論もないままカミサンが発注したギアモーターが届いた。普通なら取り付け位置とかギアサイズなど心配になるのだが…思いっきりの良いヤツだと内心。梱包を解き箱から取り出すと、本体と笠歯車そしてボルト・ワッシャ類に取説が入っていた。取説は実に簡単で驚き、おまけにボルト径も違う。作業は既設の手回しハンドルを撤去し、その跡地のネジ穴を利用しギアモーターを取り付ける。容易に見えるがそうではなかった。笠歯車を交換するのだが、旧歯車が抜けない。構造上叩き出せないのだ。手持に適当な工具が無くチト途方に暮れるがエンチョーへ走った。引き抜き工具(ギアプーラー)を\2980でゲット。これを使いようやく引き抜きに成功。実はこの作業が今回最大の難関だった。笠歯車の咬み合わせを確認しながらギアモーターのボルトを徐々に締める。電源は12Vの自動車用バッテリを持ち込み大型のワニ口ケーブルを噛ます。電源SWを入れタイマーと速度ノブを回すと勢いよく回り出した。先週あたりから早生ミカンに開花が見られ、ミツバチが元気よく飛んでいる。果たして本番はどうなるだろう…。写真は取付状況でギアカバーは未装着。オンマウスは引き抜きの様子。

Apr 23, 2024 もう届いたARRL HANDBOOK 100…山切川右岸のタケノコ伐採
19日朝ARRLのWebサイトで注文したARRL HNDBOOK 100が23日届いた。何という早さだろう。日本の何処かから送られてきたのかと思いたくなるが、伝票類は全て英文で書かれ間違いなく米国からの物だ。画像は表紙をスキャナで取り込んだもので、クリックすると拡大しオリジナルの縦横比で表示する。例年だと表紙に発行年や各種実験の写真等がレイアウトされ、読者に当該年号の印象付けを行っているのだが、この100(2023/100th Edition)は黒をベースにグレイのARRLロゴマークと100の文字しかなくやや拍子抜けの感がある。ただ考えたら、その方がインパクトがあるのではとも感じた。表紙は現在値引(-10$)が行われているソフトカバーの物を選んだ。今後特別なことが起こらない限り購入することは無いだろうと決めているが…果たしてどうなるか。円安の時代に良く買うよと言われそうだが、期待を裏切らないそれだけの魅力が続いてるってことだろう…。普遍的な記事から時代を捉えた記事までが網羅され、アマチュア無線を知る上でこれ以上の図書はないと思っている。かつては図書内に記されていたProject(製作記事)は、電子版にリストされる様になっている。
ところで左の写真。田んぼのミカン畑の西側、山切川の右岸になる。竹藪に見えそうだが、よく見ると竹の背後に石積みがある。そう、ここは明らかに川の中。上流から流れ来る土砂やミカン畑だった上方からの土砂が堆積し、そこへ孟宗竹の根が伸び何年も前からタケノコが出る様になった。竹に限らず雑木も同様だ。人が出入りする時代はこまめに刈り込んでいたので、川幅全体が見渡せたものだが、人の出入りがなくなると自然の仕業は早い。恒例だが、この季節になると川の反対側へ渡り、タケノコ(固くなる前に)にノコギリを入れ伐採する。写真は22日撮影だが、23日の夕刻伐採を始めると、タケノコに辿り着く前に多くの雑木がや竹が茂り、先ずその伐採から始まる。2時間半程の間に直径20cm以上高さ2m以上のタケノコを20数本伐採。タケノコは目を離した隙にも伸びる印象で、先週は腰高だった筈だがこの日は見上げる程だった。倒したタケノコは、まるで魚雷か大砲の弾みたいで壮観だ。放っておくと水が出た時にゴミ類が引っ掛かり流域を塞ぐので、この作業は重要な予防保全と言う訳…本来は河川管理者の仕事なんだけど。この日だけでは終わらず後日残りに挑戦する。

Apr 21, 2024 汁見谷ハウス草刈とゆら早生開花…西谷津エレガント収穫他
このところボランティアの草刈りが続いている。屋敷ゆら早生畑の南側の沢を渡ったところに、昨年7月から管理している園地があるが、その更に南側に同じ地主殿の耕作放棄地があった。そこは昨年秋まで草と雑木が生え放題で、景観を崩し獣の隠れ家となっていた。何とかしたいと地主殿の了解を得て草刈り機を入れた。自然は生きていて春になるとしっかり草が伸びて来た。見過ごせず草刈り機の燃料が尽きるまで連日草を刈ること3日、ようやく片付いた。と思ったら汁見谷ハウス内の草も気になり刈り上げる。ハウスだが、屋根はビニールが破れているため、種が舞って来て色々な草が生えるが、路地より生え方は優しい。天井は破れていても側面はあるので気温が高い。2年生になったゆら早生が写真の様に先週あたりから開花を始めている。路地早生より半月も早い。木の成長を重視し摘蕾するすつもりだが相当な量だ。ところで友人から木生りスルガエレガントの注文があり西谷津へ1年振りに入山。昨年の草刈りが効いたのか、笹竹払いなどせずにモノラックは終点まで上った。100%無農薬の自然栽培の西谷津は、これから木生りのスルガエレガントと川野甘夏のシーズンだ。オンマウスはついでに掘って来たタケノコと、燃料用に拾ってきたヒノキの枝。タケノコは早々に茹で、こちらも翌日友人へお裾分けとなった。4月は、こんな営みが暫く続く。

Apr 20, 2024 The ARRL HANDBOOK 100
ARRLのWebショップからARRL HANDBOOK 100の案内が頻繁に届いていた。最初の購入は1990年代でARRLのメンバーになってからだったと思う。「アマチュア無線とは」に始まり、電気・電子や無線に関係する理論から工作・実践に至るまでのハード関係の記事と、運用面について書かれたソフト関係の記事がバランスよくまとめられていて素晴らしいと思った。そして毎年更新に勤め、必ず発行しているARRLやUSA文化の違いを強く感じた。当初は2年おき、その後5年おき位の間隔で購入し、時代に乗り遅れないようにしていたが、田舎で家業や地元のことに励んでいる内に時間が経ってしまった。それで今回、70になる記念にと写真の「100」を注文してみた。円安も手伝い、また送料も図書の7割近くを占めるため、\15kを超える高値になる。ただ、電子版も含まれるためこんなもんかと納得し、19日朝思い切って注文。実はAmazon等でもっと安く購入できないか探したのだがこの「100」についての情報は殆ど無い。ただ分冊の「100」は有ったものの、値段はやはり高い。注文から2時間程経過すると、電子版のダウンロード案内がメールで届いた。Windows用とMAC/Linux用のアドレスが記されていて、Windows用Setupファイルをダウンロードすると815MBもあった。これを実行すると章ごとのPDFファイルが格納されたフォルダが生成され、PDFで閲覧できるようになる。図書と電子版の提供を毎年こなしているARRLはやっぱり凄いと思う。図書の到着が楽しみだ。

Apr 18, 2024 この季節恒例の作業…タケノコ
写真は14日に三男一家と秩父で逢うために、急遽大峰のヒノキ林でタケノコ(孟宗竹)を掘っている様子。今年は豊作模様で既にデカいのが顔を出している。掘ってから1時間以内に自宅へ持ち帰り、早々に皮を剥くと丁度釜に収まりイイ感じになる。今回は地面に置いた釜ではなく、伝統的な「三和かまど」を使った。釜は水が10升程入るが、吹き出すまで1時間以上かかる。吹き出してから凡そ1時間半程茹でて、最後は火が尽きるまでおき冷めるまで放置。そして冷水に浸す。掘ってから短時間の内に処理すると、タケノコの根元の太い部分も柔らかくなり、コリコリとした触感が楽しめる。根元から先端まで捨てる場所は殆ど無いのだ。市場や店に並ぶ生タケノコの殆どは、掘ってから丸一昼夜以上経過していると思われるので、この様な味わいにはならない。ここまでやっておくと、後は好みの料理に返信して行く…味噌汁や醤油煮に天ぷらetc。但し茹でてからは冷水を連続して流してもそんなには持たないので、1・2日の内に調理してしまう。タケノコ本来の味はこの季節でしか味わえない。暫くこの作業が続くことになる。

Apr 17, 2024 自治会絡みの話…総会と同報無線デジタル化
静岡市同報無線のデジタル化が始まっている。市担当者とは同報無線の障害で過去何回も連絡を取り合って来た。最近、施工業者から同報無線の放送塔を自治会館駐車場に新設したい旨打診があった。駐車場には有線放送の放送塔(写真)があるのに…何故。当山切地区は、下の草ヶ谷の境と、上の杉山の手前に同報無線塔がある。その間は2.5kmもある谷間で、同報無線塔だけではカバーできないエリアが生ずる。こため、自治会の有線放送を併用してエリア拡大を行っている。これ、過去の調査で度々報告してあるのだが、初めて聞く話と伺い困惑。こりゃまずいと17日、行政・施工業者・自治会の3者で現調と打合わせを実施。放送塔の新設は止め、自治会館の個別受信設備の更新に留まることになった。行政担当者も施工業者も現状を知るのは初めてと聞きビックリ。一体どうなってんだよぅ!と質したい気持ちにもなるが、丁寧に説明し納得して貰った。そもそもどうしてこの様な行き違いが起きるのか不思議でならない。無駄なことをされ成果が出ない設備じゃ困るのだ。過去の経験から、他地区も含めたコーディネーションを買って出ることになった。16日は自治会通常総会が行われ新体制に引き継がれたが、そこでも未だに役員に顔を連ねるお人好しが続く。写真とオンマウスは自治会有線放送システム。

Apr 16, 2024 不法投棄禁止看板…早朝の蜂場草刈
山切川の右岸にある農道から、谷に向かって不法投棄をする輩が後を絶たない。農業者がミカン等の剪定木を敷地に落とすことは昔からやっていて、時間が経てば朽ちて大地に返る。しかし冷蔵庫・TV等の電化製品やビンカン類はそうではない。実は下方にある畑の耕作者から、袋に入った缶やペットボトル等が投棄されていると連絡があった。大雨が降れば下方へ流れ落ちる。これは昨年あたりから気付いていたのだが暫く様子を見ていた。しかし、よく見ると1人の人間による仕業ではなく複数と思える状況になって来た。これ行政担当から警察へ打診され現調が行われた結果だ。先客があると「皆でやれば怖くない」と、次の投棄者が現れる状況になっている。それではマズいと、私的努力として行政担当課より「不法投棄禁止!」看板を頂戴し、農道縁石のコンクリに取り付けた。コンクリに孔を開けるのは避け、BSアンテナ高低用金具を使いコンクリに挟み込んだ。写真はその様子で担当課へも送付。あぁ、これで少しは気持ちがすっきりした。
オンマウスは6時過ぎ、草刈で訪れた二本松(標高180m)の蜂場。草刈り機と蜂場にたたずむカミサン。主宰者であるカミサンの一声で、朝起きてから決まった。草刈機2台の音が早朝から山間に響き、そこへ横から陽が差し出す日の出・・・何とものどかだ。当地の養蜂家は、月末には咲き出すミカンの花をターゲットに、ミツバチのケアに忙しい。

Apr 14, 2024 R140雁坂トンネルを抜け秩父で三男一家と合流
7時半前に清水いはらICから中部横断道路を北上。増穂ICを下り富士川を東へ渡りR140を北上。念願の雁坂トンネルを抜け埼玉県側へ出る。以前から一度は通ってみたかったルートだ。雁坂トンネルからの下りは谷が深く、山梨県側と異なり曲がりくねった道の連続だった。合流地の秩父キッズパーク(オンマウス)には11時過ぎに到着。久し振りに伊勢崎市在住の三男一家と顔を合わせる。孫たちは元気一杯で遊具で遊びまくっている。あれだけ動いていたら筋力や反射神経が発達するだろうなと思ったら、家でも同様って言うから両親も大変だろう。その後羊山公園の「芝桜の丘」(写真)へ向かう。芝桜の外に桜やヤマブキも見事で、マルシェでは色々な出店があり楽しませて貰う。駐車場で孫たちがご自慢の自転車乗りのPR。ペダル無しに乗る4歳の長男は、もう乗れそうな状況で自分の時より随分早い。17時過ぎ三男一家を見送り、その後こちらも帰路に就いた。甲府までは凡そ2時間。カミサンが蕎麦を欲していたが、秩父の通称「蕎麦街道」(R140)は軒並み閉店。道の駅も17時を回ると殆どが同様。最後はコンビニのお世話になる。雁坂トンネルを抜けると「ほうとう」を食べたいとカミサン。ネット検索の結果、石和駅南の「小作」を訪ねる。ちょっと多いなぁと言いながら注文したほうとうを食べ切る。20時半再び帰路に就き帰宅は21時50分だった。

Apr 10-12, 2024 スルガエレガント大放出…長野から支援
超ワケアリのスルガエレガントの頒布案内で残っていた量が未だ200kg超あり、チト困惑していたところに長野の後輩から欲しい!と9日連絡があった。彼は3月初旬、酸味が残るこれも超ワケアリのはるみを150kg程持ち帰り、親戚縁者に配る一方、残りを地元店舗で売り切った凄腕男。翌10日、昼食を食べ縁側でギターを弾き語りをしていると突然現れた。暫くカミサンを含めて歓談後、貯蔵庫へ場所を移し用意してあったスルガエレガントを彼が持参したコンテナに開ける。11杯程積んだだろうか、集計すると216kgにもなった。中部横断道が出来て自宅の安曇野からは2時間40分程で着くらしい。帰路に就く前にタケノコ掘りから戻って来た姉夫婦と合流、新鮮なタケノコを持ち帰って貰った。それにもう終わりの不知火と蜂蜜たっぷりの無駄巣も。どうしようか苦慮していたところに救いの手が届いた感じで、申し訳なかったり嬉しかったりの一日だった。そして12日、もう売り物にならないだろう3S果と日焼果80kg程を、取引業者へ無償提供すると案内したら早々に返信があり、貯蔵スルガエレガント最後の発送を行った。写真は積み込み作業中の様子。さすがESTIMA、良く詰める。オンマウスは自宅前で歓談する皆さん。

Apr 8, 2024 草刈と施肥の日々
4月になり気温が上がると草の成長が著しい。2・3日目を放したと思うと、別世界が広がっている。草の種類も多数あるため、彼らは虎視眈々と自分の出番を狙っている。先に成長した草は人間が刈ってくれるので、自分の出番をじっと待っている感じさえする。この時期は草刈りに合わせ施肥もしなきゃいけないのでちょっと工夫が要る。草を刈ってから施肥をすると雨が降ると流されてしまうので、先に施肥をしておいて草をそれに被せる様な刈り方をしている。撒いた肥料が雨水で流れ出さない様に上から草で押さえつける様にしている。これを伊野のポンカン、舞台の早生とエレガント、田んぼの早生と青島にはるみ、汁見谷の青島とはるみに不知火とゆら早生、そして寺山の寿太郎、最後に屋敷のゆら早生。撒くのは比較的容易だが、草刈りは一日中草刈り機を振り回しても2・3日はかかる。それが終るとそうか病の発生し易い園地へ発芽に合わせてデランフロアブル(+液肥)を散布する。いよいよミカンのケアが本格的になって来る。と言ってもまだ西谷津の段々畑には木生りのスルガエレガント、そして大峰・冷水にはタケノコがあり収穫が並行する。写真んは田んぼの興津早生、オンマウスは同はるみの新芽。今年の開花はどんなものだろうか。そしてどんな実が生るのだろうか。この時期は何時もそんな気持ちになる。

Apr 6, 2024 保福寺で法話と春施餓鬼…レモン収穫
今日は菩提寺である保福寺で法話と春施餓鬼の催しものがあった。前日はカミサン達が集まりお寺の掃除をしたりの支援があった。春施餓鬼は彼岸に合わせ、例年は3月に行われているのだが、今年から4年間は法話とセットで4月に行われることになっている。今日は9時半から受付開始だが、役員の皆さんは9時頃集合して受付準備や駐車場案内等で時間が流れた。10時より臨済宗妙心寺派布教師(浜松市龍梅時木村住職)による法話が始まり「おかげさま〜学んで気づいて〜」を聴講。思い当たるフシが随所にあり背筋を伸ばされる思いだった。その後、保福寺和尚殿と大和尚殿、そして地元の和尚殿と前述木村住職を交えた5名の和尚殿による施餓鬼のお経が始まった。雨上がりで久し振りの好天の朝、穏やかな午前が過ぎて行った。写真は施餓鬼での一コマ。お経の最中、左側の祭壇に、米粒と水を檀家の皆さんが順番に供える。和尚殿5名は、恐らく多くが初見の筈なのに、お互いに合わせるテクニックをお持ちで、実に巧妙だなぁと思った。今回は総勢50名弱が集った。4年間この形が継続する。
オンマウスは注文があり午後収穫を行ったレモン。50kg程度だが岐阜のお客さんから、スルガエレガントを送るついでに案内を差し上げたら早々に返事が届いた。サイズや形は不揃いだが、減農薬の純粋国産レモンは珍しいと思う。

Apr 2, 2024 スルガエレガント最終出荷…選果落ち頒布対策
4月2日でスルガエレガントのJA出荷が終了した。今年の収量は凡そ2.5トン程で、JA出荷が2トン弱で残りは選果落ちとなった。選果落ちの理由の多くは全体に裾生りを中心に小玉だったこと、そして夏の日照りによる焼けが原因だった。施肥や農薬散布等、例年通りの管理をしていても自然の影響は大きい。暖冬と言えど寒さは必ず来る土地柄なので、冷気の淀みを無くすために旋回式の扇風機を高台にセットし、地表温度が一定値を切ったら回す回路を作って対応。この結果、霜が降りなくなり果実への冷害も殆ど無くなった。夏の日照りは近年避けられないので、光をディフーズさせる薬の散布や、成長が遅い裾生り果の摘果、更なる施肥の追加などを来期は検討したい。
写真は共選場のスナップ。荷受け時間は8〜9時なので、軽トラだと一度に出荷できる量が少ない。なので複数回往復して割り当て量を出荷する。1トン車だと、それが一回で出荷出来てしまう。オンマウスはJA出荷で選果落ちしたスルガエレガントの箱詰め。4月3日までに350kg程が運送会社に引き取られて行ったが、未だ150kg程残っていて頒布活動を継続している。
ところで、2月に修理したばかりのモノラックのリコイル・ロープが再び切れた。ホームセンターから似た様なヒモを買って来て取り付けていたのだが2ヶ月も持たなかった。結局行き付けの農機具店へ持ち込み正規品を取り付けて貰った。写真はロープを交換したリコイルアッセンブリで、これからエンジン側面へ取り付けるところ。
この日は快晴かと思っていたら昼前から急に天気が怪しくなり雨になった。昼食後カミサンの一声「温泉でも…」で、簡単に温泉行きが決まった。オンマウスはもう何年も訪ねていない西里のやませみの湯。従業員の話によると設備改修があって、この日から営業が再開したらしい。それにしても何と言うタイミングの良さだろう。記録を追うと、2010年8月に親父とカミサンの3人で訪ね昼食に鰻丼を食べたとある。もう14年近く前かぁと、時の経つ早さに驚いている。

Mar 30〜Apr 3, 2024 文豪ワープロ仲間から届いたジャンク電源


文豪MINI7RXの電源修理の最中、彦根の文豪仲間からジャンク電源を送る旨連絡があった。それが届き開梱してビックリ。何と6台!。内訳はMINI7RX用PWD-941が2台、MINI7SR用PWD-994が1台、MINI7R用PWD-841が3台。PWD-941とPWD-994は出力電圧とコネクタ形状が同じで、MINI7RXとMINI7SRで共用出来る。MINI7R用PWD-841は、出力電圧とサブ電源コネクタが異なり、MINI7RXには使えない。PWD-941/994の出力電圧は±12V・5V・9V・42Vなのに対し、PWD-841は±12V・5V・7V・24V。 年度を跨いだ診断の結果、PWD-941の1台は自然回復、もう1台は不要JP(目的不明)撤去で回復、PWD-994も自然回復。PWD-841の3台の内1台は-12Vが-2.2V、24Vが10Vに低下し通電で異臭、他2台は全出力断でSW発振が停止状態であった。 これらは無負荷状態での診断なので、実装時にどうなるかは不明。通電による温度上昇で変化も考えられる。MINI7RX/SR用は安定に動作していて、故障時の救援で活躍が期待できそう。ただPWD-941のモールド型即断ヒューズSSFR 5Aは2台共オープン、AC入力トライアック制御が出来ない…それでも動作はするのだが気になる。写真は縁側で日干し中の電源群。上段3台がPWD-841、下段左2台がPWD-941、同右1台がPWD-994。オンマウスは診断風景。