JH2CLV's Topics & Memorandam
March 2022

Mar 31 年度末の荒業…その他諸々
令和3年度も最後の日になった。4月16日総会をクリアすれば自治会長もお役御免になるのだが、自分で作ってしまった諸作業でこのところ忙しい。写真はその一つである有線放送エリアの補強作戦。住宅が立ち並ぶ地区で音の通りが悪い。かつては西側の山中から下方向けに打っていて、住宅の重なりとは無縁だった。ところが現在の設備は、一部で谷底である山切川沿いに設置してあり、ほぼ水平に近い打ち方をしている。遠方への音の通りが悪く、逆に近くでは煩くて耳を突く。川を越え山中まで自営柱を建ててケーブルを張ったら数百万の出費は必至。経費を発生させないで何とか対策を講じたいと、現用システムの補強を試みた。3月7日の写真も同様の試みで、北側から狙うものだったが、ここ数年内に建てられた工場の屋根がもろ被りで、劇的な改善は得られなかった。今回は南側から狙い一定の成果が得られている。音のチェックは12時と17時に市の同報無線から流れる時報で行った。試験放送ファイルのPC再生も考えたが、住民を驚かせないための選択である。実はこの同報無線、以前も記した記憶があるが、放送終了時にFMノイズとシングルトーンが相当な音量で送出される。自治会館で受信ANT・PreAmpの仮設調査や地区内の電界調査を行う一方、行政へ改善を求めて来たが年度内完結は叶わない。更に有線放送自営柱の撤去や信号線共架(オンマウス)等の手続きと工事で、多忙な年度末になっている。

Mar 28 PSKREPORTER…ウクライナ状況
リモートシャックのディーゼル発電機でストレスがなくなり、連日複数回の起動を掛け10MHz/FT8運用をリモートで楽しんでいる。ロシアのウクライナ進行以来、ウクライナからのQRVが激減しているが、久々にPSKREPORTERを立ち上げてグラフィックに様子を見た。画像はその様子で、この24時間内に私の10MHz/FT8を感知した世界のアマチュア局がプロットされている。表示したのは本日3月28日7時半頃。案の定、中央左に位置するウクライナからのリポートがかなり減っている。あれほどアクティブな国だったのに…。
連日トップニュースで伝えられるロシア軍の侵攻。眼を背けたくなる無秩序な破壊と殺りくの繰り返しで、それどころではない状況が伝わってくる。何とかならないモノかと毎日心を痛めている人が殆どの筈なのに、人命や人道を最優先出来ないでいる。国際機関はどうなっているのだろうか。メディアの報道や諸外国の広報を見ると、何となく「ゲーム感覚」を感じる。とにかく酷い、こんなことがあって良いのか…。人命が最も大切な筈で、それ以上のモノは無い筈。かく言う自分も、外野からのんきなことを言っているだけにしか過ぎない気持ちに陥る。アマチュアは全てに公平中立であるべきと思ってきたが、このところロシア局に対し、無言の交信拒否を行わざるを得ない心境である。画像はクリックすると拡大する。

Mar 23 スルガエレガント選果と出荷…県境に積雪
1月に2度も寒波に遭遇したスルガエレガント。その様子は1月7日のTopicsにも記した。昨年も年明け後の寒波にやられ、直後から皮が腐敗する苦渋の体験をした。今年は大丈夫だろうと年明けを迎えたが、温暖化と言われながらも寒波はしっかりやってきた。やられる前に収穫してしまおうと考えていたが、ミカンの出荷が重なるため思い通りにならず、気付くと園地は氷の世界だった。ただ、昨年の様に直後から皮が腐敗する状況では無かったので、しばらく様子を見て1月末一気に収穫した。ダメ元と思っていたが、23日の出荷に向けた選果で果にナイフを入れると愕然。スアガリの嵐だ。結局6割以上が出荷できない。全てにナイフを入れる訳には行かないので、実態は正確には分からない。結局23日は軽トラで2回選果場へ搬入し出荷した。貯蔵庫にはヘタ枯れやヘタ落ちのない見た目Goodのスアガリ果が1トン半もある。来年こそはと思いながら丹精込めても、こんな結末だから呆れる。それでもご入用の向きには無償でお届けしたい。
ところで今朝23日は2.1℃だった。選果場から戻るとき、県境の積雪が目に入った。写真はその模様で尾羽地区から東名高速越しに撮影。オンマウスは家庭選果では滅多にないことだが、スアガリの確認のためにナイフを持ち込んだ様子。サンプルを真横に切って実の中を確認する。軽い果なら手にして直ぐ分かるが、重いのは切らないと分からない場合が多く実に悩ましい。

Mar 21 シベリア抑留絵画展(故木内信夫氏作、世界記憶遺産)を訪ねる
今月の初め、市内在住のはとこKさんより標記開催を知らせるハガキが届いた。手書きのメッセージが添えられていた。随分とご無沙汰してしまった…ご母堂のお通夜以来だろうか。受付で記帳していると、名前に気付いて「タ・ツ・ミさん?」と声がかかった、顔を上げるとKさんだった。暫く昔話に興じる。今回の絵画展開催にあたっては、Kさんのご主人のご尽力があったと伺う。実はルーツを辿ると、木内信夫さんはKさんのご母堂の兄、即ちの伯父。木内信夫さんのご母堂は私の祖父の姉で、嫁ぐ前は当地で育ち戦時中も疎開した模様。そして私達の曽祖父母に辿り着く。生前の親父に、イラストにコメントを振った年賀状が毎年届いていた。送り主は木内信夫さんだった。親父から特段の説明はなかったが、手慣れたタッチで迷いなく描いている印象だった。子供心に興味を抱いたが、親父や従兄妹になる母はいつものこと…だった。全くお恥ずかしい話だが、木内信夫さんの絵画や活動の様子は、Kさんからのハガキがきっかけで知ることになった。ご子息やご家族の支援により、インターネットで世界へ展開して行った様子、そしてご逝去を知り、今の自分のアンテナ感度の低さを嘆いている次第だ。今日は木内信夫さんの描かれた絵画とコメントを拝見しながら、ファミリー・ストーリーが重ね合わさり、ちょっと動揺した一日になった。画像は絵画展のリーフレット(トリミングさせて頂きました)。オンマウスは会場の江崎ギャラリー入口。

Mar 19 ヤンマーYDG350VA現用投入…1kW安定出力実現
RC-SERVOによるスロットル操作を接点で行える様になった。IP接点伝送装置(LANIO)の接点ON/OFFがそのまま発電機動作に連動する。RC-SERVOと基板は箱に収めたかったのだが、はやる気持ちを抑えきれず、基板はビニール袋に収めフレームにビニールテープで固定。箱は後で考えることにした。SERVOは雨に強いだろうとそのまま。昨日制御盤裏に取り付けたハモ端には、接点入力とSERVO電源を立ち上げた。足踏みリフターで軽トラに積み込むが、重量は80kg程度で軽い!。リモートシャックへの据え付けも大した手間もとらないで終了。インジェクションポンプ高がD6500ETと異なるため、燃料タンク高さを修正。タンク底がインジェクションポンプ高を超える位置に持ち上げた。燃料は内部タンクと外部タンクをインジェクションポンプ手前でミックスする方式とした。出力はAC100Vのまま機器収容箱へ引き込み100V機器へ配電。更に、3kVAのオートトランスで200Vへ昇圧しリニアアンプ用としている。心配していた1kW出力時の動作は、負荷が増える分はエンジン音が大きくなるが、電圧の低下は無く、むしろAVRで若干持ち上がる程。さすがディーゼルエンジンで安定している。写真はYDG350VAと外部タンクの位置関係。感覚として、このクラスの設備では3kVA(50Hz)で十分に思える。D6500ETは5.5kVA(50Hz)だったので、相応の燃費改善になるものと期待している。作業を終えた16時半頃Eu方面の10MHzロングパスで数局とFT8で交信。

Mar 17 からたち橋右岸工事…青島の苗木仮植え
令和1年の大水で脱落した山切川からたち橋の護岸。左岸側は令和2年度に復旧が終わったが、右岸側は災害復旧最終年度である今年2月より、ようやく工事が始まった。災害復旧工事は、発生年度から数えて3年度以内に完了しなければいけないらしいが、先週年度内完了が難しくなり渇水期が終わる5月まで伸びると連絡があった。随分のんきな話の様に見えるが、治水上現状復旧を強く望む地元に対して、橋につながる急坂農道左右の沢は河川区域内での1本化案を行政が持ち出され、すったもんだの1年間だった。結局沢の構造に工夫を凝らすことで地元要望が通ったのだが、過去の水害を含め治水を総合的に見ている地元と、現時点のマニュアルを基本とする行政とのギャップを感じざるを得なかった。それでも関係者の尽力で前向きに話がまとまったと思っている。ともあれ、降雨期が始まる前の復旧を願うばかりだ。写真は山切川の流れを変えて護岸工事に取り組むからたち橋周辺の様子。
オンマウスは15日に配布があった青島1年生苗木。老木の捕植分として10本ばかり注文していた。テイラーで土を起こして苗床を作り、若干の土質改善処理を行い仮植えした。40年生の老木が未だ10本近くあるため、様子を見ながら徐々に伐採して捕植する予定だ。物持ちの良い性格が手伝い、一気に伐採するのはどうも苦手の様だ。

Mar 15 自治会有線放送補完…YDG350VAの方針決定
地元自治会の有線放送は平成16年設置と資料にある。当時から18年近くが過ぎ、その間に住宅も増え、かつ住宅自身の遮音性も高まって来た。特定の地区より放送が聞こえ難いとか聞こえないとかの苦情が寄せられていた。何とかしたいと思っていた矢先、友人より拡声用のストレートホン譲渡の打診があった。二つ返事で頂戴し、これを現在のシステムに追加して音量補完が出来ないかテストすることになった。写真は地元の放送電柱No.5のトップに取り付けたストレートホン。レフレックスホンとの違いが良く分かる。これで約150〜200m付近の住宅地を狙う。地主のKさんに了解を得て13日に金物設置、14日にストレートホン設置、15日に接続(パラレル)を実施。17時の時報を待ったが、行政側の設備障害で音の確認はこれから。
オンマウスはYDG350AVに試験的に取り付けたRC-SERVOによるスロットルリモコン。直近まで電磁弁付きインジェクションポンプを使う予定でいたが、どうも燃料ポンプの暴れが気になり、始動特性はオリジナルに遠く及ばない。それでRC-SERVOとPICボードでアクチュエータを構成し、スロットルレバーをワイヤーで機械的に引張る方法を試みた。これが中々の出来を示した。ヤンマーディーゼルのオリジナリティを崩さず能力を100%引き出すことが可能になった。接点1つのON制御でスムーズな起動・停止が実現しており、最終的にこの方向でYDG350AVのリモートを行うことにした。

Mar 12 電磁バルブ式インジェクションポンプ到着?…その功罪
3月11日、待ち焦がれた荷物が到着。手にすると軽く開梱してビックリ。中身は電磁弁のソレノイド部分のみだった(オンマウス)。一気に頭に血が…写真まで送ったのに何故。再びAmazonへ苦言を呈し到着品の写真を添付。48時間以内に対応結果を貰うことになった。
度重なる誤送による停滞に困惑。最初に間違って届いた電磁弁無し170F用と、購入してあった電磁弁式186FA用を手にして、何か良い手はないかと観察。これまで電磁弁部の交換を考えていたが叶わなかった。ヤンマーがYDGシリーズで電磁弁を使わないのには理由があるのか…などと、思いが巡った。すると、両者のノズル径に違いを発見(写真・すげ替え済)。ノギスで測ると、170F用が1.8mm、186FA用が2.05mm。面積比だと約1.3倍。これにYDG350VAの320ccを掛けると415t程度になる。これは186FAの排気量そのもの、早々にすげ替え作業が始まった。本体をバイスで固定しボックスレンチで容易に取り外せる。入れ替えにより電磁弁式が170F用相当に変身。はやる気持ちを抑えながらYDG350VAへ実装。これでオリジナルのインジェクションポンプ相当の動作が実現。ただ問題が発覚。閉弁でエンジンが停止すると、ポンプまでの間が空になる。始動時に弁が開いてから燃料充てんまで時間がかかる。開弁とセル起動を同時にやると、燃料が届かないので始動性が低下。実験でセル起動まで0.5秒程度の時間が必要と判明。制御系にタイマーの挿入を検討する。

Mar 10 WRTC AWARD 2022
最近10MHz/FT8を運用しているとItalyの局でサフィックスがWRTCとする局が良く出ている。2月中旬幾度か呼んだが交信に至らなかったが、2月25日になってIR1WRTCと交信が成立した。すると3月3日、ご丁寧にメールが届き「Dear JH2CLV, WRTC 2022 Award staff would like to thank you for your qso with WRTC 2022 special event station/s!」と冒頭に記してあった。全イタリアソーン局と交信する記念アワードを発行するみたいだけど、そんなことよりメールに貼り付いていた、このさりげないイタリアンデザインが気に入った。オリベッティにしてもアルファロメオにしてもイタリア製品のデザインセンスは真似が出来ない。気が付くとヤンマーディーゼル発電機YDG350AVの名盤にはMade in Italyとあった。どういう縁なんだろう。拙作U-Shaped_Plate_Line+Short-Ring同調方式の2mアンプを模倣した友人のPino/IK0SMG、作り込みにはイタリア文化を感じ、正直なところ私のより見応えがあり脱帽だった。アバウトで感覚的な国のイメージがあるのだが、実は緻密で用意周到なモノづくりが出来る人たちなんだと感心する。ところでこのロゴ、単純なコピペでは画像が化けて画にならなず、スクリーンコピーして取り出してから切り出した。ところで気になるウクライナ情勢。ロシアよいい加減にしろ!と言いたい。アマチュア無線のオンエアでもロシア局を相手にするDX局は殆んど居なくなった…世界感覚に早く気付け!。

Mar 7 今期最後の青島個配…自治会有線放送改善策
貯蔵ミカンの在庫も次々に在庫が無くなっていくが、青島だけは200kg近く残っていた。収穫時には未だ青っぽく、そしてやや粗皮果の傾向があるモノだ。食べるとホロも厚めだが貯蔵ミカンらしいコクが出ていて旨い。どうしようか苦慮していたが、個別に打診をしていたら早々に県外のショップから注文を頂き何箱か送った。すると到着翌日には10箱を超える注文が届いた。味見して気に入って頂いたのだろうか。最後は足りるかな?と心配になったが案の定で、代わりに不足分はセトカで賄うことで了解を得た。写真は最後に残った青島温州ミカンの箱詰め風景(貯蔵庫南室…陽が差し気温が上がるので熟成調整に便利)。収穫時には青かった果が見事に着色し味も乗っていて、これが貯蔵ミカンだと言わんばかりだ。オンマウスは選果台を使わず、木箱から拾い上げてそのまま箱詰めしている様子。この日は貯蔵庫の整理・清掃を行い、自家用を残し腐敗果や不良果をリモートシャック近傍のヒノキ林に廃棄した。恐らくハクビシンの御馳走になるに違いない。
オンマウスは友人から届いたUNI-PEXのストレートホンH-510LM。自治会有線放送で届きの悪いエリアに向けてみようと準備を始めた様子。レフレックスホンより効率が高く周波数レンジが広い。6dB程度の音量感増を狙っている。1kHz付近の音圧では3dB程度の改善だが、中低域の特性が改善されており量感が増すと推測している。

Mar 5 EG-2600オイルアラーム…今年初の柑橘集会
本朝、代替投入中のEG-2600を起動制御したが発電誘起が返らない。複数回やっても同様だ。昨夜は10MHz/FT8を楽しんだのに…何故?。午前中、所用を済ませた後出向し、ローカルリモコンで起動を試みるとフル回転しないが回り出した。ところが回転数が上がらない。妙だと制御パネルを見ると赤LEDのオイルアラームが点滅。これかぁ!と自宅を往復しオイルを持ち込む。エンジンからオイルを抜こうと、延長パイプをねじ込んで傾けるが一滴も落ちない。危ない危ない。そう言えば最近、起動後に原因不明で停止することが幾度かあった。オイル600ccを給油すると一発起動して発電誘起した。ディーゼル発電機騒ぎでEG-2600が再登場となったが、その時現用していたEG-2600は1年以上交換していなかったので、自宅待機していたもう1台のEG-2600を投入していた。オイルゲージは確認していたが、一寸不足だったか。これまで随分と荒っぽい使い方をしてきたが、今回の様にオイルアラームが点き起動停止に陥ったのは初めてだった。写真はオイルを給油時のスナップ。久し振りに横蓋を開けエンジンと対面した。余談だが、オイル交換で手に付いた油は、足元に生えている龍のヒゲの葉に手を突っ込み、なで回すと綺麗に取れる。ウェスなど無くても自然の物でやっつけちゃうスタイルが面白い。オンマウスは3日行われた屋外(清水いはらIC近く)での、今年最初の柑橘集会。いよいよミカンのケアが始まる季節になった。

Mar 4 ワケアリミカンの頒布その後
今年はこれまで無かったはるみのスアガリ果が目立った。初めての経験で気候なのか害虫なのか、その原因に興味がわく。外観や手にした感じでは分かり難く苦慮している。選果落ちした2Lサイズの半分近くがそうで、そのまま出荷できない。超ワケアリとして事情を理解して頂いて個配を始めた。残りは100kg程度あろうか…。そしてJA出荷で選果落ちした寿太郎が100kg。さらに試験栽培しているセトカが50kg程度。また青島の大玉が100kg超。何とか売り尽くそうと奔走しているが、4日までに寿太郎が完売し、セトカも残り僅かになった。問題は超ワケアリはるみ。スアガリが好きって言うお客さんも時々いるけど普通じゃない。重さもあり、外観では判断がつかないのは甘夏と同じで苦慮する。友人の中にはロシアンルーレットだと言いながら、毎朝「当たった、外れた」と言ってご家族と楽しんでいる方もいらっしゃる。青島は大玉中心だが、貯蔵ミカンらしいコクがあり独特の味を楽しめるのだが、大玉は人気が無い。まぁ最後は半切りにして庭先に集まる小鳥たちへのプレゼントになるのだが…。彼らもそれが分かっていて鳥の種類ごとに時間変わりが出来ていて笑っちゃう。写真は完売した寿太郎のワケアリ。収穫時の青みが残っているが味は良い。オンマウスは大玉青島のワケアリ。やや粗皮だが独特の味を楽しめる。

Mar 1 今年も3月…FTDX9000に電源投入
もう3月になってしまった。正月に帰省した家族と過ごした時間がもう何ヶ月も前のことの様に感じる。時間の経つのが本当に早い。3月になったのを契機に、自治会や家業などで忙しくて中々手付かずだった案件に手を付けてみた。
写真はサブテスクに鎮座したYAESU/FTDX9000。1月14日に友人からQSYしてきたモノ。これまで無線部屋のど真ん中で横にして立ててあったが、見る度に友人の顔が目に浮かんでいた。このままじゃ申し訳ないとばかり、ミカンのJA出荷が終えた2月28日、思い切ってサブデスクの上に置いてみた。深夜だったので通電とローカルラジオJOPKを聴く程度で終わった。そして本日、ダミーをつないで、テスト交信が出来る様にMic設定、フルゲイン時のローカルラジオ受信内部歪の確認、μ同調プリセレ確認などを行った。極力ファンクションキーを減らし、直接アナログ的な操作が出来る造りになっていてスゴイの印象だ。私的な評価だが、ローカルラジオJOPK(882KHz/10kW)を80m長のWindomで受けた時の内部歪(AGC-ON)を4倍3.528MHzで確認すると感じない。ただノイズが多く今日は適正な評価に至らない。μ同調もステッピングモータの響きが心地良い。多くの設定情報をソフト的に管理しているが、操作方法やメニュー階層に色分けも分かり易い。とにかく巨艦無線機で、実験室的なシャックには似合わないかもしれない。

Feb 28 寿太郎の出荷…インジェクションポンプ近況
2月28日は寿太郎の出荷を行った。本当に少量(160kg程度)で恥ずかしいかぎりだが、昨年から出荷できるレベルになり今年2回目だ。寿太郎は沼津市西浦が原産で、青島の系譜を持つ。青島と同じ12月中旬に収穫しても、未だ輝きを放ちみずみずしい。青島の様に7部着色で収穫し容易に完全着色に至らず、まだ青っぽい果がある。ただ青っぽても味は良く独特の甘みを出している。青っぽいのを中心に着色不良や果皮障害がある果が数10kgあるので、またワケアリ頒布を行う予定。昨夜はワケアリ頒布に間に合わなかった友人から電話があり、早々にワケアリ寿太郎を送ることになった。
オンマウスは、ヤンマーのYDG350AVの起動停止を全電磁化しようと購入した、170Fエンジン用のインジェクションポンプ。26日晩に届いた。ところがコレ、販売サイトの写真では電磁弁付きだったのに、弁無しタイプが届いた。またしても何てこったぁ!だ。早々にAmazonのヘルプと連絡をとり、直接電話で事情を説明。中国のディーラーへ指示をして貰うことになった。幸か不幸か、担当者は中国人で日本語も中国語もペラペラのご様子で話が早かった。3月2日までに対応の結果を連絡して貰うことになった。こちらの希望は電磁弁付きへの変更だ。電磁弁を外して挿げ替えればと思ったりするが、固着剤を流して固めてあるため口で言う程容易ではない。D6500ETと別れを告げた後は、YDG350AVの全電磁化に話題が移って行く。