JH2CLV's Topics & Memorandam
May 2023

May 31 蜂蜜の配達とアイボール…思い掛けない場所で
先週からカミサンの依頼でハチミツの配達を始めている。雨が降るとこれ幸いと配達に専念できる。カミサンが瓶やポリ容器へ詰め、それに純粋ミカン蜜と記したラベルと内容を記したラベルを手作業で貼る。半世紀も前からのお客さんから最近のお客さん、販売目的のお客さん、そしてお世話になっている皆さんへの贈答用など様々だ。中には遠方へ宅配することもあるが、殆どは手渡しでお分けしている。今日は無線仲間のお客さん、中学時代の恩師と無線仲間の先輩、そして叔母のところを午前中に回った。年に一度の恒例行事みたいなもので、喜んで貰えると励みになり、また来年もとなる。その先輩以外は清水区と駿河区なのでお決まりのコースを辿るが、先輩は島田在住。電話を掛けて在宅を確認すると何と手前の藤枝の浄蓮寺池(公園)で散歩中ときた。駿河区から安倍川を渡って丸子に出てR1バイパスを走り谷稲葉ICを下りて赴く。公園入口に最近出来たスターバックスコーヒーの駐車場で合流し贈答式。先輩とは世界的なボートアンカーJA2AGP矢澤OM。電話では時々情報交換はしていたが、アイボールは久し振りだった。直ぐ分かれる筈もなく暫く無線談義。51S-1の整備を始めたとか、6BA7ミキサのS/Nの悪さに比し6C4はグッドだとか、PTOはオーブン無しでも十分で発振手間にセットすると再生検波器になるとか…奥様がお待ちなのに話が止まらない。オンマウスは自撮りした矢澤OMとのツーショット…カメラマンの人相がイマイチ良くない。写真はトラップにかかったオオスズメバチ他…頻繁に出没する。

May 30 草刈り後の施肥…友人のご母堂の思い出
小出しの草刈りを幾日か行い、凡そ7反近いミカン園の草を刈り上げた。これが毎月9月頃まで続くと思うとぞっとするが、10年も続けると健康維持と耕作スタンスとして体に馴染んでしまった。ところで29日寺山(寿太郎)の草刈の直後に開始した施肥。同日伊野(太田ポンカン)と田んぼ(はるみ)までこなした。そして30日は屋敷(ゆら早生)と舞台(スルガエレガント・早生)まで漕ぎつけた。ところが30日は午前中は何とかもったが、午後から雨。土砂降りじゃないが、ミカンの葉に落ちた雨露が、樹間を通るたびに衣服に付着するため、大した雨じゃないのにビショビショ。作業は舞台で切り上げた。残りは田んぼ(早生・青島)が残っている。今回の施肥は、根元の草払いもかねて行っており、いよいよ始まるゴマダラカミキリとの闘いに備えている。
写真は寺山南側からの撮影。南側の沢へ一気に下る段々畑だったが、ヒノキを植え天辺だけを蜜柑畑にしている。狭い場所に寿太郎を6本植え、400kg程度を収穫している。
同郷の友人(同級生)のご母堂が先日97歳で逝去された。最後にご自宅でお会いしたのは2019年12月2日。オート3輪主体の昭和30年過ぎに4輪車を運転するスーパーレディだった。その車は初代トヨペットクラウン。廃車のとき、友人がラジオ好きの小生のために取り外して届けてくれた。神戸工業の電池管式カーラジオだ。40年以上一度も電源投入は無かったが、故郷を思い出した福井時代に復活させた。オンマウスがそれ。ご母堂の逝去で感じるものがありここに再掲してみた。安らかなお顔だった。ご冥福をお祈りしている。

May 〜29 再び小出し草刈りの日々
5月16日の田んぼに始まり、連日草刈りが続いている。刈り込んだ草の根元にミミズが飛び出し慌てている姿を見ると、除草剤を散布して彼らを抹消する気にはどうしてもならない。ミミズの排泄物は大地に戻り良好な土壌を生成するからだ。刈った草は枯れて朽ち地面に帰り肥となる。ただこれだけじゃ栄養不足になるので、堆肥や配合肥料などを撒く。こんな事を10年以上やっているとそれなりの効果があり、肥料喰いの太田ポンカンを生らせ過ぎ、樹がやられるかと思ったがしっかり栄養補給出来ている模様で樹勢が維持されている。なので自分の体が悲鳴を上げるまでは、除草剤を使わない草刈ミカン園で行こうと思っている。
写真は25日、草刈り直後の伊野太田ポンカン畑の東側。前日24日午後に西側と東側の1/3をこなし、この日の午前中に東側を刈り上げた。オンマウスは26日の午後、同様に刈った舞台スルガエレガント畑。ここは4段の段々畑で、段の法面部もあるため意外と時間を要する。真っすぐ伸びる草から横に這う草、そしてツル系も有り実に悩ましい。そして翌27日午前中に舞台早生を刈り上げ、続いて汁見谷南を刈った。最後は28日汁見谷北と法面、そして29日に寺山を刈り今回の草刈りを終了。汁見谷と寺山は既に夏肥の施肥も行った。今回の草刈は、ハチミツ関係の作業の合間を縫っている感があってまさに細切れ状態…時間を要してしまった。

May 27 道の駅社会実験報告会・講演会開催…38年前のこの日
5月27日(土)は、「道の駅釈迦実験報告会・講演会」当地清水区山切にあるナショナルトレーニングセンター(以下トレセン)大会議室(B1)で行われた。報告会と後援会の概要は庵原地区道の駅社会実験実行委員会ホームページに配布資料がUpされているので参考にされたい。報告は第1回(リベンジ及び第2回をまとめたもので、客観性があり良く仕上がっていたと思う。講演会は道の駅設置について、この人以上に現場にも行政トップにも近い人は居ないだろうと思われる方で、独特の名調子も入ってあっという間に終焉を迎えていた。今回のイベントは20日に下見をした際PJ用スクリーンが狭いため、会場の壁一面にPJを投影することで何とか凌いだ。また、HDMI対応が映像中心に考えられていて音声への配慮が全くない。有事に備え音声分離するアダプタを準備した。幸いにもプレゼンは音声無しのPDF再生のみだった。PCは持ち込んだThinkPadノートを使い1080iでHDMI接続(15m)した。実は持参したPJが、調整中に投影出来なくなり、急遽トレセンのPJをお借りするハプニングがあった。奇しくも間際で久し振りに肝を冷やした。またTASCAMで同時録音を試みたのだが、リソース(Line)選択を失念し無音録音という大失態。何とも後味が悪い。報告会・講演会は有意義なものだったので残念だ。もう歳だろうと言うことか…情けない。
ところで38年前(1985年)のこの日、南アルプス椹島から聖岳方面へ取材で入山した(オンマウス)。何年経ってもこの日を忘れられない。その時の仲間は永遠の財産だと思っている。

May 〜23 今年のミカン蜜終了…6回目コロナワクチン接種
ミカンの花は当地の南側ではほぼ落弁状態にあるが、北側の高地では今が盛んと言っても過言ではない。平面上の地図では分かり難いのだが、標高200m以上のところに基盤整備されたミカン園や果樹研究センターがあり、山切川沿いの園地とは大分遅い花が咲いている。それはミツバチの飛ぶ方向を毎年観察すると分かって来る。家の周りの花が落ちると、蜂は健気に花を追い求め北へより高地へ移動して行く。途中には他の種類の花が有る筈だが、圧倒的に量の多いミカンの花に誘われ、あの小さい体で1km近い距離を往復する。そのミカン蜜の採集がいよいよ最終版になった。ミカン蜜として出したいので、何処かで判断をしなければいけない。ミツバチはミカンに拘っている訳じゃなく、蜜が採れればどの花でも良い。なのでほかって置くと、雑密(百花)になってしまうのだ。それで21日〜今日23日までに、最後のミカン蜜搾りのために、屋敷・平石・二本松の3ヶ所の蜂場から巣枠を回収した。写真は23日朝6時過ぎの平石の様子。回収した巣枠は、自宅作業場へ持ち帰り順次遠心分離機にかけ搾り出す。例年は6月から頒布が始まるが、今年はそれより早くなりそうな勢いだ。
ところでコロナワクチン接種の案内が大分前にあり、気付いて予約を入れ様と思ったら近くの会場が一杯。結局予約が取れたのが本日16時半の蒲原生涯学習交流館。自宅からだと30分位かかり、静岡に出るのと変わらない。無事接種は終わったが、それより交流館の立派さに驚いた…オンマウス。清水区に取り込まれる前は独立した町だったからと思うが、それにしてもだった。

May 20 初ボタル飛ぶ…日米QEX揃い踏み
5月も下旬、ホタルが飛ぶのもそろそろと思っていたら、日中30℃近くになっても日没後は20℃台前半でやや肌寒い。まだ先かぁと思っていた矢先、自宅前のミカン畑際にある水路付近に光。近付くとホタルだ!。カミサンに出たぞと告げるとスマホを取り出し撮影会になった。こちらは使い慣れたデジカメで狙うが、やはり光量不足でシャッター速度が遅く残像の山。止む無く抑え気味のストロボを当て、雰囲気より撮影とばかりシャッターを切ったのが写真。もう少し光量を落としたかったがそんな細かな機能は無い。さりとて、ストロボにNDを当てる様な細工もやってられない。撮影は出来たモノの、お尻の灯がかき消されている。次回は1/16位のNDをストロボに貼り付けてみよう。ホタルはゆら早生ミカンの葉の先端に留まり、葉の根元には落弁し実が付いている。季節の便りとしてこれをグループLINEに乗せた。
ところで18日発送と編集氏から連絡があったQEX(JAPAN)、発売日の翌19日に届かず結局本日届いた。今週はARRLのQEXも届いており、2冊を玄関前のベンチに並べ記念撮影したのがオンマウス。やっぱりファイルを開いてみる記事より、冊子になってページをめくる方が趣があるなぁと思った。手前味噌で恐縮だが28〜47ページまで駄文が掲載されている。ご一読頂けると幸いだ。ちなみにARRLのQEXは、数年前に紙質が数段落とされたが内容は維持され見事だと思う。書店販売じゃなく広告は表紙裏面と裏表紙のみで、ARRL会費+αで良くやっていけるモノだと感心する。

May 16-17 田んぼの草刈
今月も草が気になり出した。最近は50代の頃の体力は影を伏せ、1日で刈っていた田んぼ(約3反)を2日掛けている。昼食を挟んで終日草刈り機を振り回しても何ともなかったが、最近は2日ないと完了出来ない。要するに休み休みやると2日に跨ってしまうのだ。16日は午後3時間程度、17日は昼食を挟んで5時間程度の時間を要して田んぼの草を刈った。もっとも通称小木群(もう小木ではないが…)は樹が密集し地面に余り日が差さず草の伸びが遅いため、今回は周辺のみ刈った。写真は田んぼ北方面。老木の間に補植しながら間引いて来たが、意外と綺麗に並んでいる。左右は青島で一番奥がはるみ。はるみは青島老木の伐採後に補植する形をとってきたので、一ヶ所に揃っておらずバラバラ。施肥・農薬散布を別にするのは厄介なので、青島・早生と一緒に行っている。もっともはるみは肥料喰いなので、別途施肥を行うなどケアが厚い。写真の青島は、当初伊野西側に36本定植したモノだったが、未だ勤め時代で管理が行き届かず一部瀕死の状態にさせてしまったが、定植1年後に太田ポンカンへ転換を行い、青島は田んぼの苗床で2年程樹勢回復を行った。それを数年前に田んぼで定植させ、現在は見事に実を付ける様になった。伊野で扱ぐときはダメモトの心境もあったが、この成長振りを見ると、相手が植物であっても嬉しくなり気持ちが通う。刈った草は枯れて朽ち大地へ帰る。オンマウスはカミサンが二本松で偶然遭遇したアサギマダラ…こんな時期にと大騒ぎ。

May 16 ヒノキの陰の太陽光パネル…最後の落弁期散布
昨日15日、汁見谷の青島老木の根元に峰田を移植した。それに伴い、昨年ミカンの重さで付け根が裂け出していた枝をロープで支えていたが、ノコギリを入れ切り落とした。直径は10cmもあるが、付け根の大半は朽ち、生きている部分は1/10にも満たなかった。枝は新芽を出し花が咲いたが水分を上げ切れず元気をなくしていた。これを分割して軽トラへ積み大峰のヒノキ林へ廃棄に行った。たまたまリモートシャックタワーを見上げていたら、ソーラーパネルにヒノキがやけに掛っている。真下じゃ良く分からないと、50m程度北向きに離れると相当掛かっていることが判明。写真は真北から見たその様子。時々バッテリLowになることがあったが、慢性的な充電不足に陥っていると思われる…知らぬ間に。つい先日はパネル表面を洗浄したら改善されるだろうかと、ローカルOMと話したばかりだった。それで、いよいよタワー1セクション相当分、設置位置を上げようと考えだしている。7年の歳月は大きい。
ところで今日は快晴。玄関前の温度計は今年初めて30℃を示した。落弁期最後の農薬散布を行った。水100リットル程度に先日と同じ農薬を薬調し、寺山の寿太郎と汁見谷ハウスのゆら早生へ散布した。当初は寺山で使い切るつもりだったが、作業中にハウスを思い出したが残量が少ない。止む無く水で薄めて何とか掛け切った。まぁ1年生苗木だから良いかぁと楽天的。オンマウスはそのハウス内のゆら早生の様子。先日掛けた除草剤がようやく効いてきてきた。後方の緑の塊は、自然に生えて来たカボチャ。

May 13 QEX_No.47広告掲載 …手前味噌ながら
発売日の1週間程前になると広告が出ると編集氏が言われていた。丁度1週間前の昨日12日、夜になってからCQ出版の広告サイトを覗いたらQEX_No.47の紹介がされていた。Topicsページに「【保存版】 低ノイズな環境を目指し自家発電設備と戯れる リモートシャックの発電機選びとその設置・運用」として掲載される模様。ダラダラと書いてしまい、タイトルをどうしようか判断に躊躇し、やや他力本願でテキトウに記して後はお任せしたのだが、何となく雰囲気の分かる標記になった。発売は5月19日(金)でCQ誌6月号と同じ同一日。商用電源を使えない場所での電源確保を検討中の皆さんには、多少は参考になるのではと思う…。写真No.47の表紙。前記サイトからコピーしトリミング。オンマウスは4月24日撮影の初校紙のコピー。修正があるので公開は販売広告が出てからと言うことだったが、ようやくその日になった。以上手前味噌で大変恐縮です。
ところで依頼のあった甘夏、12日富士から戻った15時過ぎ、西谷津の段々畑へ入山。コンテナ4杯程の川野甘夏を収穫して帰宅すると18時過ぎ。そして今朝、箱詰め作業を行い依頼先へ発送となった。西谷津の段々畑は雨水で大分流され、近年は段々とは言えない状況になっている。作業はやや危険を伴うが、川野甘夏ファンも多いため毎年数500kg近くを収穫しご期待に応えている。隣の竹藪からの孟宗竹の侵入、葛などツル系植物と笹竹の排除をするだけの無農薬自然農法園だ。

May 12 所用で東走…想定外の出逢いとCOFFEE CHERRYと再会
所用で由比の製缶工場を訪ねた。この日は甘夏を収穫する予定だったが後回しにして家を出た。由比は通い慣れた場所なのでナビ案内など気にせず走ったが、やはりローカルに来るとつまずく。カミサンが電話でヘルプを仰いだら目の前だった。良くある話だ。さて、ことのついでに静岡長谷通りから富士市へ移転したCOFEE CHERRYさんを訪ねることにした。R1バイパスを東へ走り富士市天間へ向かう。道中カミサンがコーヒーを電話注文をしたが、注文が輻輳していて2時間掛かるらしい。どうするんだよぉ!甘夏の収穫はあるし明日は雨じゃん!とやり取りしていると、K174へ左折したところでSWENの看板をカミサンが発見。裏道を引き返して訪ねると買い物が始まってしまった。mont_bellの帽子のストラップが壊れていたので欲しかったが、カミサンは普通の買い物を始め出した…内心ヤバイ。アウトドア商品の数々は消費心をくすぐる。テラスに出るとテントが幾つも張られ、キャンピンググッズが展示してある。キャンピングチェアに座って憩っていると店長が現れアウトドア談義。その内コーヒーでもとなり、コーヒー豆とミルやガスコンロなどがテーブルに並んだ。ミルを挽くなんて半世紀振りだ。そうこうしている内に食事も出来ることが分かりタコスやサンドイッチ等を発注。店長と世間話しながら思いもよらない時間を過ごすことが出来た。気付くと約束の時間が迫りビックリ、R139 を北上しCOFEE CHERRYを目指す。ナビに住所やTelが未登録で、動かないスマホの地図とナビ地図を照合しながら現着。半年ぶりにご主人と奥様と再会。写真はSWENでのキャンプもどきの様子(店長撮影)。オンマウスは富士市へ移転したCOFEE CHERRY。入店すると漂うあの焙煎の香り…VeryGoodだ。

May 10-11 落弁期の農薬散布に奔走
ミカンの花は落弁期に入っている。既に花弁が落ちてしまったものから満開が中心だが、中には蕾も未だある。以前も記したが、同じ樹の中でも枝はもとより、園地のロケーションや園地内の場所でバラバラ。何処で落弁期と判断すべきか迷う。真面目に考えたら頭が痛くなるので蕾は無視し、大半が開花し落弁が一定量始まっていたら落弁期と判断し農薬散布(モスピラン3000倍、オリオン2000倍、エムダイファー600倍、液肥500倍)を始める。落弁した花の中には実が出来るので、それを好む害虫がキズを付ける可能性が高くなる。蕾の開花など待っていられないのだ。蕾でも散布しておけば何らかの効果も有るだろうし…。それで10日夕刻、汁見谷(青島・はるみ)と舞台(早生)の途中まで550リットル散布して農薬切れ。11日は、朝5時過ぎから舞台の続きと田んぼ(早生・青島・はるみ)、そして伊野(太田ポンカン)を途中まで550リットルを2回散布して農薬切れ。どうも新葉が茂り予定の農薬量を超過。更に200リットルを追加薬調しようやく終了するが、寺山(寿太郎)のみ落弁が遅く後回しにする。
ところで伊野のポンカンの1本が元気がない。根元に時季外れ樹皮障害。カミキリ障害みたいだが、皮を剥ぐと幹に侵入した形跡はなく全体に水気が少ない…昨年のか。写真は散布見送りの寺山寿太郎。オンマウスは樹皮を剥ぎバッチレートを流し込んだ伊野のポンカン。うっかりミスだった。
夕方一部でにわか雨と天気予報が伝えていたが、朝の好天を見てそんなこたぁ無いだろうと思っていたら降った。伊野で追加した分は乾いたと思うがチト心配。

May 9 オンエアでは初交信のネット友…R-390AにDDSとサーボ
昨日5月8日、17時半過ぎにHK0/PY7XC(San Andres & Providencia)が10MHz/FT8で見えた。JAから呼ぶ局は居らず、早々にゲットした。暫くワッチしているとJA局が呼び出したが、S/Nの取れない局はデコード出来ない様だ。その内記憶のあるコールサインがデコードされた。JK1VXE石森氏だ。石森氏とはHPを開設した20年以上前から相互リンクをさせて頂いている。軍用無線機を中心のメンテナンスや改修は大変参考になっている。しかし相互リンクやメール交換をしていてもオンエアでの交信はしたことが無かった。これは絶好のチャンスと捉え、彼がHK0との交信が成立した直後に呼ぶと早々に返事があり初交信が成立。それだけでは恐縮とばかり、20年以上も前のアドレスでは不安だったので@jarl.comなど複数アドレスへメールを送った。するとその日の内に返信があり昔を懐かしんだ。実はメールに写真が添付されていてビックリ。R-390AのPTOを撤去しDDSと10ターンポテンショメータ&サーボでスラグラックを動かす仕掛けを組み込んでいた。「驚いた!」と返信すると動画を含めた写真の追加があり、今度は驚きが動揺に変わった。自分もRCサーボで同じことが出来ないかと考えていたことが有ったのだ…。世の中には、昔の無線機を骨董的に取り扱われているOMも多いが、手を入れることで現在に生かそうとする石森氏の心意気に感動を覚える。写真はフロントパネルのカウンター。オンマウスは底面で、PTOが外され自作の機構・回路が組み込まれている。あの重いダイヤルやスラグラックが軽快に動く姿は、見事で惚れ惚れする。石森氏はこれをR-390Dと命名されたが、納得である。

May 8 未明の強風と雨…幼竹と戯れる
未明の風雨は台風並みだった。5時半前に風音で目が覚めると、自宅タワーの10MHz八木はまるでタコ踊り状態。辺りは山鳴りが響いていた。それでも橘の香りが漂い、これも凄いと思った。ミツバチは箱に留まり様子を伺っているのだろうか…早く外に出て蜜を集めたいと思っているに違いない。風で落弁が進んだと思いきや、蕾状態も含め予想以上に花が残っていて一安心だった。
写真は工房横にあるレモンの落弁。レモンも一緒に落ちていて撮影心をくすぐられた。風による影響が大だが、ここは数日おきにこんな状態になり竹ぼうきで掃くのが仕事になっている。隔年結果が無く今年も多量のレモンが生りそうだ。
ずっと気になっていた手付かずのタケノコ。大峰の小屋(旧発電機舎)だけは見ておこうと向かう。入り口に複数の竹、1本が軒先を突き上げている。小屋側に強度があるので、真っすぐ伸びることが出来ず曲がり出している。実はこれ、小屋の中にも出てくるので要注意だったが、今年は外側だけだった。早々に根元から伐採するが、多くの水を含み数10kgの重さになっている。事のついでに、ヒノキ林へ侵入している竹の伐採が始まり大小30本近くを倒した。多くが根元が20cm以上で、長いのは10m近くまで伸び、重さでノコギリが動かなくなるこの季節の珍現象。幹を揺すりながら重量をかわしノコギリを引く妙技でクリア。これ結構重労働。成長の遅いタケノコが幾つもあり、勿体ないと蹴飛ばして倒し、持ち帰ってタケノコ茹でが始まる。そしてお裾分け。田舎の生活は、思い付いたら次から次へ何でもやることか…。

May 5 ハチミツ初搾り
4時半に目が覚めるとカミサンは既にゴソゴソ何かをやっていた。簡単な食物を口に入れ道具を用意。5時に家を出て裏山の平石へ向かう。今年最初のハチミツ搾りの始まりだ。ここ数年、ミツバチの育児エリア(下段)と貯蜜エリア(上段)を分離する手法を採用している。間に女王バチが通過できないフィルター(隔王板)を入れ、上段進入を閉ざしている。産卵が行われないので溜まるのは密だけになる。遠心分離機で蜜を飛ばした際に余計なモノが混入しない。カミサンが上段から蜜の溜った巣枠を取り出して蜂を払う、それを受け取り完全に蜂を払ってから継箱へ入れる。これを繰り返して蜜の入った巣枠を自宅の作業場へ持ち帰る。抜き取った巣箱には空の巣枠を挿入する。この巣枠は密だけのやり取りしかしないので、他の巣箱の貯蜜エリアと共用することが出来る。今日は初搾りと言うこともあり、カミサンは一斉に取り出すことはしなかった。この辺に女性の優しさが現れて面白い…蜂の生活のことも考えている様だ。遠心分離機には9枚の巣枠が入るので、手にした感じで重さを読み、円周上にバランス良く配置する。我が家は未だ電動ではなく手で回す人力手法。電動だと搾り切りまで行けちゃうみたいだが、手動では多少残る。これは蜂のエサになり巣枠から奇麗に蜜を吸ってくれる。その巣枠は次の採蜜時に再び使うことになるので循環型になっている。写真は今年の初搾り。純粋のミカン蜜だ。写真は平石で作業するカミサン。一番最初に開けた箱の様子。LINEのファミリーグループへ貼ると、早々に子供たちから返信が届いた。今年の初搾りは昨年より9日も早い。

May 3-4 ミカン園の管理
子供や孫たちは2日深夜までに帰路に就き、無事戻ったと今朝までに連絡が届いた。こちは再び普通の生活に戻った。今年はミカンの開花が例年より1週間程早く、丁度連休の序盤に重なった。開花時期の農薬散布や蜂蜜搾りの準備等、年間を通じて最も忙しい時季になっている。年末のミカン切りは確かに忙しいが単純なのだが、ミカンの花の時期は開花状況で農薬が変わるし、ミツバチの行動も開花や天気で大幅に変わり、ミカンと蜂と天気がベストマッチすることは中々ない。大体花を訪れる害虫もミツバチも同じ無視だからそのすみ分けも厄介で悩ましい。ところで、花が早いから恐らくゴマダラカミキリの出現も早いと見ている。ここ数年で我家の対策パターンが完成しつつある。3日、恒例の脱出孔塞ぎを行った。自前の木からの脱出数を把握するためだ。その数は年々減少していて、田んぼで塞いだのは1・2ヶ所だった。写真は青島の老木の脱出孔をシリコン系コーキング剤で塞いだ様子。シーズン到来前に塞いでおけば、その年の脱出数を把握出来る。7月盆前はその数と捕獲量がほぼ一致する。ところがそれ以降は虫も成長し飛行距離が延び外来が急増する。我が家の3年前、捕獲数の1/3は自前木、2/3が外来だったが、自前木からの脱出数が激減していて、外来の比率が増加している。これに合わせ、自園内での捕獲、交尾の抑制、産卵防止、産卵時の対策、ふ化後対策を段階的に実施している。塞ぎは暗部を好む虫を排除し清潔感と木の健康を保てる。

May 1-2 もう5月だ…孫たちの相手と農薬散布
三男一家が4月30日21時頃伊勢崎を出て1日の2時半頃戻った。ウトウトしている内に眠に就き気付かなかった。さすがに彼らの朝は遅く、中々起きて来ない…当たり前だが。先に起きて来た孫たちを外に連れ出して遊ぶ。暫く見ない間に随分と大きくなった。カミサンは既に平石の蜂場でミツバチのケア。忘れ物のリクエストがあり軽トラに孫の颯太を乗せて赴き、帰りに伊野のポンカン畑を回りタンポポ摘み。姉の結加はPfがお気に入りで、鍵盤を叩いて自宅待機。
3分咲きの農薬散布のタイミングを図り、午前中に軽トラへタンクと動噴を積み込む。農薬は液肥以外は手持ちが無いためグリーンセンターで購入。オリオン(1000倍)、スイッチ(3000倍)、液肥(500)を水550リットルで薬調。これを3回やり2日午前中までに全ての園地を回った。ところが最後の伊野で農薬切れ。花弁を飛ばす勢いで散布するので、農薬の消費量が多くなっている模様。それで175リットル分を追加し2日夕刻散布。何とか終わったが、3分咲きと言っても、蕾も落弁もあって揃っていない。歯がゆいが自然相手なのでどうにもならない。
写真は2日の晩、ボールと戯れる颯太、後方に結加と大人たち。この後21時頃帰路に就いた。オンマウスは、自然落下と農薬散布で飛び散り落下したポンカンの花弁…白いのがそれ。落弁期の農薬散布を次に控えているが、こんな調子じゃタイミングが掴めないと苦笑。

Apr 30 五月飾り…ADVANTEST/R3273その後
4月27日、隣組の寄り合いで訪ねたお宅に五月人形が飾ってあった。その話を翌日カミサンにすると、その夜2Fの物置部屋から五月人形の部材を下す作業が始まった。そして翌28日にせっせと組み上げた。包みに使っていた新聞紙の日付を見ると平成23年とありビックリ。もう10年以上も飾っていなかったんだ。子供も大きくなり成人したため、全く手を着けていなかった様だ。そのため組み立てのノウハウも記憶から消滅し、全く初見の如き状態だった。終盤に入ってから説明書代わりの写真1枚を発見し、ようやく完成に至ったのが写真。連休で孫たちがやってくるためチョット力が入っている。
ところで懸案のスペアナR3273。手が届きそうな経費を掲げる業者をネット上で見つけ状況を伝える。ところが、部品の入手難で断りの連絡があった。校正も含みギリギリ納得出来る経費で、保証の無いオークションを狙うよりは賢明だろうと考えた結果だった。どうも入力ATTが無いらしい。エラーメッセージで入力レベル低下があり、外部SGから強引に+10dBmで入れると入力ATTが不良となる。内蔵CAL信号だとオンマウスの様に本来-10dBmあるべきCAL信号が凡そ30dB低い。入力ATT切替が出来ずCAL動作が途中で止まってしまうと診ている。+20dBmのCAL信号を入れたらCAL動作は先に進むのかもしれないが、SGは最大+10dBm止まり。まぁ、CALが出来なくても、他の測定器を併用しての評価は出来るので、現状のままケースに収めた。ATT本体か制御系かのすみ分けが必要だと思うが、時間が出来たら調査してみたい。