1970年代のオールド・ラジオ・シャック(屋根裏シャック)復元(May 1, 2012〜)
日常的に写真を撮る習慣がまだ無かった時代の1979年7月。初めて自分のカメラNikon-FMを買った記念に撮影した当時のシャック。
右下の1972年4月20日から使用を開始したメイン・トランシーバはHFオールバンド(6146x2)だったが、7MHz中心の運用と21MHzでのローカルラグチュウが中心だった。
翌1973年夏に完成した上段のブラックフェースのトランシーバ(S-2001x1)もHFオールバンダー。独自回路で真空管式としては超小型だった。
7MHzが好きだったのでモノバンダーが欲しくなり1977年頃から製作を開始したのがSGの上に見えるアルミ地の装置。これが1979年、転勤先の名古屋で黒パネルになって完成。6146Bx2本を横に寝かせ、高さ10cmに収めている。
オシロスコープはTRIOの起動掃引型CS-1557。1973年夏、月給の倍近い価格で静岡市追手町の岩崎ラジオから購入。
左下のSGは職場の先輩からQSYしてきたSweepGene。今は愛媛県西条市の友人宅へQSY。
皆昨日のことのように思い出され楽しい。
この写真の外に、自作セパレート機(終段12GB7/Tx、RF-1・IF-2/Rx)で運用していた1971年撮影の写真があったのだが出てこない。

自作HFオールバンドSSB/CWトランシーバの復旧とオンエアを果たすと、次なる願望が頭を過ぎる。 そう、昔の自作機を並べてシャックを復元させたい・・・。
2F屋根裏シャックからのオンエアを果たす。 屋根裏シャックへトランシーバ・電源部・5T31/450THリニアアンプ・PC類を持ち込む。
88になる親父が婿入りの時に持ってきた机に並べる。昭和45年頃のシャックの再現だ。
1Fメインのシャックからは、同軸SWの切替で屋根裏までアンテナが届く様に8D-2Vと5D-2Vをつなぐ。
ただ昔と違うのはPCやロータリーエンコーダなどの情報機器。
夜になり22時13分、JF1GHJとベアフットで交信に成功。自己満足のささやかな興奮に浸っている。
写真はそのラインナップ。トランシーバの上の四角い箱は自作AMストレートラジオ。電源部をSP-910に入れたのは正解だった。
ノートPCはHamLogとUSB-DDSで、ダイアルノブがUSBでつながっている。(2005.05.01)

その後、自作機を追加しようとするが起き場所に苦慮。
段々スマートでは無くなって来るが、思い切って棚を製作し、昔ながらの積み上げ式にして自作機を並べる事にした。
当然だが、ただの陳列棚ではなくて、全ての機械が動作するようにして、1970年台の完全復元を目指す。


棚中央に、1973年製作のもう一つのHFオールバンドSSB/CWトランシーバの電源と本体が並んだ。
棚上部には、1979年製作の7MHzモノバンドSSB/CWトランシーバと50MHz/144MHzのトランスバータ。