huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye




                                                          
      
  岡寺山下芋六方          

  草壁故宮飛鳥岡,
  落花舞若慰哀傷。
  遊人不會千年恨,
  山下茶房賞六方。

岡寺から下りてくる坂道。西を向いて。 下りきったところ。岡寺の方(東)をふり返って。
商店か? 薬屋さん。幟には「陀羅尼助丸」(だらにすけがん)と書かれている。陀羅尼助(だらにすけ)は大和の国の伝統的な和漢薬で、当麻や吉野でも売っている胃腸薬。
お菓子やさん/小物/民芸/藍染めの店。 左写真に同じ。
その店頭。 店内。
店内。 店内。
六方。きんつばだ。美味しかった。百五十円/一個。 包装紙には「豆六方 豆小也ト雖モ大也   芋六方  芋ニダッテ花ハ有ル」と。更に『日本書紀』の天武天皇の条の一文を載せているが、芋六方は天武朝からあったのか…? とても面白い包装紙だ。
飛鳥川(右の茂みの下の部分に沿って、この道と並行して流れている)に『万葉集』にある明日香川の歌碑があった万葉仮名で、「明日香河 瀬湍之珠藻之 打靡 情者妹尓 因来鴨」(明日香川 瀬々(せぜ)の玉藻(たまも)のうち靡(なび)き 心は妹(いも)に 寄(よ)りにけるかも)、とある。

草壁の故宮  飛鳥の岡,
落花 飄舞して  哀傷を 慰む。
遊人は 會せず  千年の恨を,
山下の茶房に  六方を 賞す。

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  岡寺の桜は満開を過ぎて、散り始めている。花びらが道の端の方を白くしている。ここは持統天皇の皇子である草壁皇子の宮居でもあったという。残念ながら、皇統を嗣ぐことができなかった。
  しかし、我々はそのことにはあまり頓着せず、ご本尊にお詣りの後は山下の古い町筋の店で、休憩を兼ねて芋六方、豆六方(小豆餡、隠元餡、黒豆餡、ナントカ薯餡…等六種類の六面体(直方体)の豆で作られたきんつば)。とても美味しい。(一つ150円)。外にも飛鳥地方の民芸品を売っていた。そこで、おみやげを買って、橘寺の方へ戻っていった。

・不會: 理解できない。分からない。
・六方: その店で売られていたおいしいきんつば。上掲写真。

平成十九年四月四日

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