他夕夢　碇豊長の漢詩　拙作紹介

huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye

　　　　　　　　　　　　　

他夕夢

歳晩邸街庭樹淸，
小陽春歩共君行。
踏黄索索懷論舊，
薩特卡夫尚未明。

歳晩の邸街　　庭樹　淸く，
小陽春（こはるび）の歩ほ　　君と共に行く。
踏黄たふくゎう　索索として　　懷なつかしく舊きうを論ず：
「薩特サルトル　卡夫カフカ　　尚なほ未だ明かならず」と。

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　　少し暖かかったので、街の西の方を妻と散歩した。木の葉も殆ど散って、常緑樹の剪定も終わり、どこか清々しい感じを漂わせている。
　　いつとはなしに、学生時代のことを話していた。あの頃、色々な本に首をつっこんだが、結局、分からずじまいのままだった…、という。
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・小陽春：小春日和。

・薩特：サルトル。昔、流行った。

・卡夫卡：カフカ。卡夫卡を略した。これも、昔、流行った。

平成十九年十二月二十日

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わたしの主張

huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye

他夕夢
歳晩邸街庭樹淸，小陽春歩共君行。踏黄索索懷論舊，薩特卡夫尚未明。

歳晩の邸街　　庭樹　淸く，小陽春（こはるび）の歩ほ　　君と共に行く。踏黄たふくゎう　索索として　　懷なつかしく舊きうを論ず：「薩特サルトル　卡夫カフカ　　尚なほ未だ明かならず」と。　　*****************************
少し暖かかったので、街の西の方を妻と散歩した。木の葉も殆ど散って、常緑樹の剪定も終わり、どこか清々しい感じを漂わせている。　　いつとはなしに、学生時代のことを話していた。あの頃、色々な本に首をつっこんだが、結局、分からずじまいのままだった…、という。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-----------------------
・小陽春：	小春日和。
・薩特：	サルトル。昔、流行った。
・卡夫卡：	カフカ。卡夫卡を略した。これも、昔、流行った。