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これは風散士雅兄の詩で、読み下しも風散士雅兄のものです。
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忖杜艷琴孃 數奇難病十餘年、 忖度琴孃涙然。 應訪扶桑杏林後、 親朋歡喜滿ク天。 |
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数奇なる難病十余年 琴嬢を忖度すれば涙然たり 応に扶桑の杏林を訪うた後 親朋の歓喜は郷天に満つべし *********************** 杜艶琴 さんという17歳の女性が先天性心臓疾患のため、産経新聞の「明美ちゃん基金」による手術が、吹田市にある国立循環器センターで行われることを、新聞で知りましたが、わたしの家庭も金銭的に、そう余裕がないためせめて、遠くから来ている彼女に詩を贈って、慰めてあげたいと思い作りました。住所を探してみましたが、見つからず新聞社に送った所、彼女から返事がきました。これは彼女のブロマイドの裏に書いてある字です。
そして小さな紙片に次の文面がありました。
・桜木媽媽とは彼女をお世話をしている、音楽家の女性です。 |
2006.11.20掲載 |
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