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これは井古 先生の詩で、読み下しも井古先生になります。
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| 詠角倉了以（すみのくられうい） 交易安南萬鎰成、 諸川開削役舟行。 長稱仁德大悲閣、 希代豪商傳令名。 |
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安南に交易して万鎰（ばんいつ）成り、 諸川の開削は舟行に役す。 長（とこしなへ）に仁徳を称ふ大悲閣、 希代の豪商令名を伝ふ。 ********* |
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・万鎰＝大金。
・大悲閣＝角倉了以が河川工事に従事した人々の菩提を弔うため、嵐山の中腹に建立した禅宗寺院。 ※『伏見濠川新柳』を参照  。 |
| ２００７．８．４ |
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