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これは井古先生で、読み下しも井古先生になります。
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佳日所懷 豐穗殿中賓客迎、 于歸我子祝歌盈。 追懷歳月空庭訓、 只送高堂任芳情。 |
豊穂(ほうすゐ)殿中 賓客を迎へ、 于(ここ)に帰(とつ)ぐ我が子に祝歌盈(み)つ。 歳月を追懐すれば 庭訓を空しうし、 只送る高堂の 芳情に任せて。 ********* ・豊穂殿=結婚式場。 ・高堂=嫁ぎ先のご両親。 <解説>この詩は、今から二十数年前の作で、初作より四、五作目と記憶しています。 これを作るきっかけは、わたくしの家が貧しく嫁入り道具もままならないので、せめて自作の詩を吟じて送り出そうと、苦吟して作った記念すべき詩です。 当時わたくしは詩吟を習っていましたので、吟詠会の尺八の先生に伴奏をお願いして テープに収め、当日式場で流して頂きました。 さすが大食漢のわたくしも、先方さまの心のこもった料理に手もつけられず、帰りの車の中で、初めて空腹を覚えたことを、懐かしく思い出します。 春江路に うぐひす鳴いて白梅の 過ぎこしかたを しばししのびつ |
2007.11.10 |
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