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これは井古綆先生で、読み下しも井古綆先生になります。
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拜淦喩成先生玉韻初雪 謹次韻而作馳思比良積雪一首 |
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寒氣作同雲、 霏霏隱俗塵。 渺茫銀嶺景、 凛冽碧湖津。 不見東西客、 必來天地春。 雪融成澗水、 潤澤役吾人。 |
寒気 同雲と作り、 霏々として 俗塵を隠す。 渺茫たり 銀嶺の景、 凛冽たる 碧湖の津(しん)。 見えず 東西の客、 必ずや来たらん 天地の春。 雪融ければ 澗水と成り、 潤沢 吾人に役す。 ********* ・津: 大津港。
・同雲: 雪雲。 ※ 我々が住んでいる近畿地方は、水源を琵琶湖に頼っていて、毎年夏季には水不足で悩んでいます。今年12月現在、湖水の水位は−60センチと聞きました。近年は暖冬で積雪も少なくなり、琵琶湖の漁業に従事されている方々は、我々以上に漁業に対して深刻な事情があります。
素人ながら説明しますと、湖水は多くの河川の流水によって湖水の対流が生じ、湖底に酸素の供給が行われますが、夏季、融雪水が少ない場合には、湖底に酸素の供給が行われず、魚類の減少が危惧されています。これは琵琶湖を研究されている学者が行った実験結果の意見です。地球の温暖化現象がここにも影響しています。 拙詩では生活用水のみに焦点をあてて作詩いたしました。 |
2007.12.11 |
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