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女在舊習 |
豆州多雨縁多怨, 當地女郞重舊憲。 阿吉亂杯宮蹴仆, 今人不解此愁恨。 |
熱海 貫一とお宮の像 | 熱海 お宮の松 |
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唐人お吉の墓(右端:右の写真) | 唐人お吉の墓 |
安直楼 | ペリー艦隊上陸記念碑 |
ペリーロード | ペリーロード |
ペリーロード | 了仙寺 |
石廊崎 石室神社へ | 石廊崎 石室神社より熊野神社を望んで |
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石廊崎の海 | 石廊崎 熊野神社から石室神社を顧みる |
弓ヶ浜 |
女の 舊習に在りて 當地の女郞は ***** |
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お吉のお墓に詣ろうと思い、伊豆の下田に出かけ、石廊崎を回り、熱海に寄った。 この詩は、帰途、熱海で降りて、お宮の松と貫一お宮の像を見て、感じて作った。 (唐人)お吉は、幕府の役人から「ハリスの世話をするように」命ぜられ、『金色夜叉』のお宮は、親の決めた縁談に逆らえずに、結果として貫一に下駄で蹴飛ばされた…。 『貫一お宮像』の台座にある説明にも:「…二人の心の擦れ違い、愛情、悲しみが詰まった象徴的な場面であるため、物語を忠実に再現したもので、決して暴力を肯定したり助長するものではありません。是非、この小説をご一読いただき、……」と、わざわざ言わなければならないほどに、曽ての時代は、今では想像できないことが多かったようだ。 詩意は:旧社会では、女の人は強権の言いなりになることを求められていた---このことを今の人は分かっているのだろうか、というもの。 memo:10/9:⇒熱海⇒下田(宝福寺・(唐人)お吉の墓・宝物館・勝海舟・山内容堂会見の場(昼食:パン)→安直楼→ペリー艦隊上陸記念碑→ペリーロード→下田駅⇒弓ヶ浜(泊)→10/9:⇒石廊崎(灯台→石室神社)⇒下田(昼食:紅茶)→了仙寺→ペリーロード⇒弓ヶ浜(泊)→10/10:⇒下田駅⇒熱海(→海岸→昼食:モッツァ・キビナゴ・茶→お宮の松→駅前(饅頭、紅茶800))⇒帰宅(8:40)。 ----------------------- ・旧習:旧い社会のしきたり。 ・豆州:伊豆の国。 ・縁:よる。 ・旧憲:古い制度。 ・阿吉:お吉。唐人お吉。 ・乱杯:やたらに酒を飲む。 ・宮:貫一お宮の宮。 ・蹴仆:けたおす。 |
平成二十八年十月十日 |
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