今日、伴林神社と尊光寺に行った。陽光の輝く静かな道の奥に、幕末の雄魂・伴林光平の誕生の地があった。
伴林光平とは、幕末の勤皇の志士で、天誅組の参謀兼記録方を務めた。義挙を回想した『南山踏雲録』がある。詩に『辛酉二月出寺蓄髮時作』「本是神州淸潔民,謬爲佛奴説同塵。如今棄佛佛休咎,本是神州淸潔民。」 とある。
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・尊光寺:伴林光平の生家。河内國志紀郡林村(現・藤井寺市林)。
・古宮:ここでは伴林神社を謂う。
・院:にわ。境内を指す。
・南山鮮血:天誅組が活躍した(大阪南部の山岳地帯から)奈良県南部の山岳地帯の激戦。
・踏雲:伴林光平の著書・『南山踏雲録』を謂う。
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