huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye

                                          


憂悶

栴檀芳葉今空求,
三五之春不用憂。
三六關門二十二,
碰頭應解世間酬。




栴檀せんだんの芳葉  今 空しく 求め,
三五の春は  憂ふるをもちゐず。
三六の關門くゎんもん  二十二,
頭をて まさに解すべし  世間のこたへを。

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  今、ふり返れば、関門は十五歳の春にのみあったのではなく、その後も続いていた。「十五の春は泣かせない」は、国内の制度にだけ目を向けた政策だったが、(因果関係は不確実なものの)国際化の現在、我が国は後れをとっていると。(そういえば、昔からウサギとカメのお話があって諭していた。(アリとキリギリスもあった!))しかしながら、若かったときには、魅力的に聞こえた言葉だった。

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・碰頭: 壁に頭をぶつける。毛沢東の『滿江紅』『和郭沫若同志』に「小小寰球,有幾個蒼蠅碰壁。嗡嗡叫,幾聲凄氏C幾聲抽泣。螞蟻縁槐誇大國,蚍蜉撼樹談何易。正西風落葉下長安,飛鳴鏑。   多少事,從來急;天地轉,光陰迫。一萬年太久,只爭朝夕。四海翻騰雲水怒,五洲震盪風雷激。要掃除一切害人蟲,全無敵。」とある。
・三五: 「十五の春は泣かせない」の謂い。京都帝大教授でもあった蜷川虎三京都府知事の言。(高校受験のある十五歳の春には、希望する高校入試不合格で泣かせるようなことはしない。そのために、小さな受験学区にして自分の地区からは一高校のみの受験として受験制限をし、高校間格差を無くして全域の高校が均質な水準となるような配慮をし、一部受験校・有名校・伝統校が超越的位置を占めていたという弊害を無くして、平等な学力の高校の創出を図り、全員の高校入学を目指した施策)。
・三六: 十八(歳)。


平成二十年七月八日




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