鄰居工事 | |
歸隱扉前誰敢懊, 飛塵恰似硫黄島。 我方力敵起水工, 無力西風被壓倒。 |
歸隱の扉前に 誰か敢へて懊まさん, 飛塵 恰も 硫黄島の似し。 我が方 力めて敵はんとして 水工を起こし, 力 無き 西風は 壓倒さる。 ***************************** |
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我が家の前に家が建つようだ。工事の音が響く。更地にするためにコンクリートを崩している音が銃撃音のように聞こえる。コンクリートの破片が煙のように起こってくる。我が家でも、浄化槽から下水管に切り替えのための工事が始まった。音と砂煙が我が家の方からも起こった。この状況を詩に出来ないものかと取り組んでみたのがこれ。 二重の砂煙が我が家を襲ってきた、という詩だが…。どうも詩になっていない。といってこれ以上説明的にすると(平仄のリズムはあって韻はふんでいるものの)普通の文になるし…。 ------------------- |
平成二十年七月三十一日 |
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