詞雄 度遼將軍 | |
詩伯將軍雖勇武, 莫言醉血吟金鼓。 爾靈碣石北征難, 假令盡忠同痛苦。 |
詩伯 將軍 勇武なりと雖も, 言ふ莫れ 血に醉ひて 金鼓に吟ずと。 爾靈 碣石 北征 難く, 假令ひ 忠を盡くして 痛苦を同じうすとも。 ***************************** |
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将軍の命一下、血が流され、命が散ってゆく。人の命を即、左右する立場の者は、そのことについてを詩歌に詠い込むべきではなかろう。浮華の言辞を弄すべきではない。 ------------------------------------- |
平成二十年十一月十五日 |
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