騰犬登二上山

雙嶺巖頭帶狗攀， 南天子赤氣�C閑。 我身只健爾應壯， 但願年年樂上山。

	以上、鹿谷寺（ろくたんじ）方面
ろくわたり方面	ろくわたり方面

雙嶺さうれいの巖頭がんとうに　　狗を帶たいして攀よづれば， 南天ナンテン　子み 赤くして　　氣　�C閑せいかんたり。 我が身　只ただ健なれば　　爾なんぢ　應まさに壯たるべく， 但ただ願ねがはくは　年年　　山に上のぼるを樂しまんことを。 　　　　　　　*****************************

愛犬を連れて二上山の鹿谷寺（ろくたんじ）から、ろくわたりの方へ行った。ろくわたりは、初めて行った。 　わたしが建康であるかぎり、ずっとこの山に連れてきてやるよ。 　 　　　　　　　　　　　　　　----------------------------- ・只…：ただ…である限りは。 ・但…：ひたすら。もっぱら。

平成二十一年一月七日

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