雨中到
淡路
洲
歳晩寒流滄海濛,
飛馳
淡路
一橋通。
雙樟連理
巫山
夢,
唯見凌波雲雨中。
淡路島の灘黒岩水仙郷
雨に煙る明石海峡大橋
歳晩の寒流 滄海 濛として,
淡路
に飛馳する 一橋 通る。
雙樟 連理
巫山
の夢,
唯だ見る 凌波は 雲雨の中。
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今日、一週間前に続いて淡路島に行った。雨中の行となった。
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・雙樟連理:淡路島にある伊弉諾神宮にある夫婦の大楠を謂う。めおとの堅い契り。
・巫山:宋玉の『高唐賦』にある楚・襄王の夢の故事で、雲雨となる巫山の神女のこと。男女の契り。
・凌波:「凌波仙子」を謂う。水仙。ここでは灘黒岩水仙郷
のこと。
平成二十一年一月十五日
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