小諸醉月城懷古

小諸城北亘千秋， 嶷立淺間雲外悠。 不見古園哀怨史， 聲聲曲水訴情流。

しなの鉄道	上田城本丸東虎口櫓門
その脇にある真田石。	東虎口櫓門から外を望む。
東虎口櫓門	小諸城大手門
小諸城大手門	小諸城三の門
懐古園の碑	本丸？
	藤村の詩碑（…満つる香りも…）
城から千曲川を望む	城から千曲川を望む

小諸( こ もろ)　城北　　千秋に亘(わた)り， 嶷立(ぎょくりつ)せる　淺間は　　雲外(うんがい)に悠たり。 見ずや　古園の　　哀怨(あいゑん)史， 聲聲　曲水　　情に訴(うった)へて流る。 　　　　*************************

連休に信州へ行った。旅行の行程は十六日：（出発→）長野（善光寺）。十七日：上田（上田城）・小諸（懐古園）。十八日：軽井沢（→帰途）。 　　　　　　------ 　　（わたしはその歴史に詳しくはないが、）小諸城は、維新政府に意図的に毀されたのではないのか？　上田城も。　「小諸城（＆小諸駅）」には、「江戸城（＆東京駅）」と同様の感想を持ってしまう。（関ヶ原の戦いの報復が、戊辰戦争・維新といったものに感じられた） 博物館で、書の説明が展示されていたが、説明文側で一字、字が落ちていた。それを係の人に言おうとしたら、妻に押し止められた。（前にもそんなことがあった…）

平成二十三年七月十七日

次の作品へ 前の作品へ 自作詩詞メニューへ 詩詞概説 唐詩格律 宋詞格律 毛主席詩詞 天安門革命詩抄 参考文献（詩詞格律） 参考文献（唐詩） 参考文献（宋詞） 参考文献（古代・現代漢語学、漢語音韻）

わたしの主張