春夜閲 |
春夜閑看忽夢中, 曾遊山水舊時風。 高天幽徑移情閣, 一影一思心未終。 |
春夜 一 |
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わたしたち一家は、もう車には乗らなくなった。それ故、ワンちゃんを車に乗せてピクニックに行くということも叶わなくなった。以前の写真を見ていると、我が家のワンちゃんの世界も、ぐんと狭まってしまったのが分かる。 以前は、賀名生(あのう)の梅林、月ヶ瀬梅渓、又兵衛桜、宇陀の猟路の桜、弘川寺の桜、滝谷不動の桜、箕面の瀧、高天の瀧、二上山の雪、信貴山のとっくり池、金剛山水越峠の凩、屯鶴峯、青山高原、天の香具山、耳成山、伊吹山、関ヶ原、山辺の道、延命寺の紅葉、飛鳥の橘寺の桜、櫟野寺、岸和田城、赤坂城址の落葉、移情閣の夕陽、仏隆寺の彼岸花・桜、石川堤の桜、曽爾高原の芒、勝尾寺の鐘、藤原京址の秋桜、槙尾山施福寺の階段、大宇陀阿騎野人麻呂公園、鳥見山公園、高井田公園の横穴、名古屋の公園、當麻の村道、布目ダム、滝畑ダム、大和川、武庫川、初瀬川、飛鳥川、メモリアルパーク、余部公園、津堂城山公園… に行った。 まだ、これからも連れては行きたいが、残念ながら方法が見つからず、気持ちだけになってきた。ワンちゃんを連れて出かけていたその頃の写真を見れば、妙に懐かしい…。そんな詩。 ---------------- |
平成二十五年二月二十八日 |
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