海軍墓地憶坂上雲 |
火焰樹下蔓侵徑, 寂靜陽光望海丘。 百艦墓碑皇國血, 獨佇坂上涙雙流。 |
寂靜なる 百艦の ************* |
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海軍墓地では、衝撃を受けた。(わたしは海軍墓地とは、海軍の軍人を祀っているところ(海軍軍人の墓地)だと思っていた。しかし、違っていた。) 山腹を軍艦名の慰霊碑が覆っていた。軍艦(とその乗務員)の墓地だった。艦船の名の碑がずっと続いていた。草木の緑の間は、碑また碑である。 近代日本の発展を象徴する艦船名が、歩みと共に次々に現れ出てきた。皆、聞いたことのある艦船名である。あまりにも、あまりにも多い。 そこは、かつて坂の上の雲を目指していた先輩たちの血と涙の跡、帝国海軍の終焉の地だった…… 碑林を歩むにつれて、胸が熱くなってきた。 帰途、バス停では、熱気が更に激しくなり、やがて黒雲も現れ、あわやと思った時、ちょうどタクシーが来たので乗って帰った。 その時の作。 ------------------ 七月十三日(土)〜十五(月)に呉・広島市方面に行った。 十三日は、(呉駅から徒歩で)大和ミュージアム、(歩いて隣の)鉄のくじら館、(タクシーで)海軍墓地、(運良くタクシーで)宿舎へ。(夕食は「海軍さんの麦酒館」にてアルト。) ---Memo:
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平成二十五年七月十三日 |
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