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これは風散士雅兄の詩で、読みも風散士雅兄のものです。
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新涼讀書 |
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新涼如水入塵襟、 節使凡愚戒慢心。 顧思三餘空看過、 蘇醒四望已深陰。 東籬蟲語徐徐絶、 西嶺蟾光冉冉沈。 繙閲詩書詢尚友、 燈一穗夜蕭森。 |
新涼 水の如く 塵襟に入り、 節は凡愚をして 慢心を戒めしむ。 顧思すれば三余 空しく看過、 蘇醒して四望すれば 已に深陰。 東籬の虫語は 徐々に絶へ、 西嶺の蟾光は 冉々と沈む。 詩書を繙閲して 尚友を詢へば、 青燈 一穂 夜蕭森。 ********* |
・三余: 読書に利用すべき三つの余暇、すなわち冬(年の余)と夜(日の余)と陰雨(時の余)。 ・蘇醒: 我にかえる。 ・蟾光: 月光。蟾はひきがえる。 ・冉冉: 次第に。 ・詢: 問。 ・蕭森: 静かででものさびしいさま。 |
2008.10.25 |
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