******
十年生死兩茫茫,
不思量。
自難忘。
千里孤墳,
無處話淒涼。
縱使相逢應不識,
塵滿面,
鬢如霜。
夜來幽夢忽還鄕。
小軒窗,
正梳妝。
相顧無言,
惟有涙千行。
料得年年腸斷處,
明月夜,
短松岡。
江城子
乙卯正月二十日夜記夢
十年 生死 兩つながら 茫茫,
思量せざるも,
自ら 忘れ難し。
千里の 孤墳,
無處話淒涼たるを 話す處 無し。
縱使(たと)ひ 相ひ逢ふも 應(まさ)に 識るべからず,
塵 面に滿ち,
鬢 霜の如し。
夜來の 幽夢 忽(たちま)ち 鄕に還る。
小き軒の 窗,
正に梳り 妝ふ。
相ひ顧て 言 無く,
惟だ有るは 涙 千行。
料(はか)り得たり 年年 腸 斷つの處,
明月の 夜,
短き松の 岡。
*****************
2001. 9.6 9.7 9.8完 11.30 2006. 2. 4 2007. 3.17 |
![]() ![]() ![]() ************ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() メール |
![]() トップ |