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7章の内容について

これまで霊的人生の実践内容について見てきました。霊的真理を実践する生き方が霊的人生であり、それは「霊優位の努力」「利他愛の実践」「霊的真理の普及活動(伝道)」「苦しみへの正しい対処」から成り立っています。そしてこれらを強力に推し進める3つの霊的武器が、「道具意識」と「犠牲精神」と「霊的視野」です。

本章で取り上げる「祈り」も、その3つの霊的武器と同じく霊的人生を強力にサポートします。その意味で祈りは、霊的人生の重要なパート・真理実践の一部分と言えます。

地上の大半の宗教では祈りを行っています。スピリチュアリズムも“超宗教”として祈りの実践を勧めますが、その内容は他の宗教とは多くの点で異なっています。これまで地球上の宗教・信仰によって行われてきた祈りは、祈りの対象である神の概念(神観)が間違っているために、ことごとく的外れな行為・無意味な行為になっていました。今日に至るまで地球上には、正しい祈りは存在しませんでした。スピリチュアリズムによって初めて「正しい神観」が示され、人類は本当の祈りをすることができるようになったのです。「正しい祈り」とは何かが、初めて明らかにされることになったのです。

スピリチュアリズムにおける祈りは、他の宗教とは根本的に違っています。ここでは霊的観点から明らかにされた「正しい祈り」について見ていきます。

本章の内容は次のようになっています。

  • (1)祈りの霊的意義と本質――祈りは大いなる霊的活動
    • 1)祈りは、神に近づこうとする魂の願望
    • 2)祈りは、霊的自立を促すための不可欠な行為
    • 3)祈りは、人間の霊性の表現であり、理想に向けての魂の決意表明
    • 4)祈りは、背後の霊との結びつきを深める強力な手段
    • 5)祈りは、スピリチュアル・レベルでの霊的修行
    • 6)祈りは、利他愛実践の意欲を高める霊的手段
    • 7)祈りは、人類愛の実践内容――“人類愛”には必ず真実の祈りがともなう
    • 8)祈りは、どこまでも霊的成長のための一手段
  • (2)祈りの霊的効用――霊的人生に不可欠な祈りの実践
    • 1)祈りによって霊的エネルギーが取り入れられ、霊的意識が高まる
    • 2)祈りによって霊的人生の実践が強化される
    • 3)祈りによってスピリチュアル能力が引き出される
    • 4)祈りの効用を決定するのは、祈る人間の霊格
  • (3)祈るための資格
  • (4)祈りのための準備運動(霊的ウォーミングアップ)
    • 1)祈りに先立つ霊的準備運動
    • 2)霊的準備運動の具体的な方法
    • 3)霊的真理の集中読書は、最高の霊的準備運動
  • (5)祈りの具体的方法と祈りの内容
    • 1)祈りの対象について――誰に向けて祈るのか
    • 2)祈りの時間と場所について――いつ、どこで祈ったらよいのか
    • 3)祈りは一人ですべきか、皆と一緒にしてもよいのか
    • 4)祈りは声に出してすべきか、心の中ですべきか
    • 5)神の呼称について――祈りでは神を何と呼んだらよいのか
    • 6)祈りの内容について――どのような言葉を述べたらよいのか
  • (6)祈りの結果について
    • 1)祈りを聞き届けるのは霊界の霊たち
    • 2)正しい祈りは、正しい結果をもたらす
    • 3)間違った祈りは無視される
    • 4)まとめ(6通りの祈りの結果)
  • (7)祈りにともなう霊的反応と心霊体験
    • 1)霊的エクスタシー体験
    • 2)祈りにともなう心霊体験とその危険性