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1)スピリチュアリスト・サークルへの参加の意義

サークルのメンバーとしての共同成長

スピリチュアリスト・サークルが正しく運営されるとき、サークルは構成員であるメンバーにさまざまな“霊的恩恵”をもたらすことになります。サークルでは、「霊的真理」という共通の理念で結ばれた高次元の人間関係・愛の関係が形成されます。そしてメンバー同士の間において具体的に利他愛の実践がなされ、霊優位の生き方をするための霊的力が与えられます。また、苦しみに直面したときには正しい対処の方向性が示され、勇気が与えられることになります。

このようにサークルを通して、一人一人の霊的成長にとって大きな影響力がもたらされ、より着実に霊的人生を歩めるようになります。心の上がり下がりにも一定の歯止めがかけられ、安定して奉仕の道に邁進できるようになります。スピリチュアリストはサークルのメンバーになることによって、「共同成長」という恩恵を受けられるようになるのです。

一人で歩むより、多くの苦労や面倒が発生

サークルのメンバーとして歩む霊的人生には、さまざまな霊的恩恵がもたらされますが、それは同時に、一人で気ままに歩むのと比べ多くの努力と苦労が要求されるようになるということを意味しています。苦労なくして価値あるものは得られないというのが、神が造られた「霊的成長の法則」です。サークルを通して与えられる“霊的宝”に見合った苦労や困難に遭遇するようになるということなのです。

他人と深いつながりを持たない一人での歩みはたしかに気ままであり、人間関係によるストレスもありません。しかし、それでは霊的成長のチャンスはなかなか訪れません。人間はとかく自分の思いどおりになる道を安易に選択しがちですが、それによってせっかくの霊的成長のチャンスをみすみす逃すことになっています。

2)全国各地でのスピリチュアリスト・サークルの拡大

サークルへの参加者から、サークルの主催者へ

今後、スピリチュアリズムが発展していくにともない、間違いなく日本の各地に優れたスピリチュアリスト・サークルがつくられるようになっていきます。現時点では、「近くにスピリチュアリスト・サークルがあったら、どんなにかよいのに……」と嘆いている方が多くいますが、近い将来には、英国におけるスピリチュアリスト・チャーチのように全国にスピリチュアリスト・サークルがつくられるようになっていきます。

自分の住む地域にもサークルがほしいと願っているスピリチュアリストの中で、「もっとスピリチュアリズムのために貢献したい!」と思われる方は、勇気を持って自らがサークルづくりの主役になってください。他の人が主催するサークルへ参加するだけでなく、今度は自分が新たなサークルの主催者となるための一歩を踏み出してください。当然、サークルづくりには多くの苦労や困難がともなうことになりますが、その勇気と苦労にふさわしい霊的宝が確実にもたらされるようになります。

サークルを立ち上げるための十分な準備

スピリチュアリスト・サークルをつくるに際しては、それに先立つ十分な準備が必要です。サークルの運営には、一定の経験がどうしても求められます。「サークルをつくるための準備」については(3)述べていますので、それを確認してください。)

したがって、すでに存在しているサークルに所属し、そこで一定期間(数年間)さまざまな体験を積んでから独立するのが賢明な方法です。サークルの運営に試行錯誤は付きものですが、あらかじめ多くの体験を得ておくことによって、無駄な遠回りは避けられるはずです。「他のサークルで体験を積みながら自立をはかる」というのが、サークルを立ち上げるための最も効果的な準備と言えます。

自分がサークルを主催するようになってからも、それまで所属していたサークルに足を運んで学び続ければよいのです。“教えられる立場”と“教える立場”の両方を同時に体験することによって、霊的成長が大きく促されるようになります。

サークルを維持するための必死の努力

すでに述べてきたように「サークルを維持する」ということは、実にたいへんなことです。人生の片手間にできるというような安易なものではありません。人生のすべてを捧げてもなお、自分の力不足・能力不足に悩まされるのが普通です。また、サークル内では次々と問題やトラブルが発生し、それらを一つ一つ解決しながら厳しい道を歩んでいかなければなりません。サークルを主催する人間には、大きな責任と重圧がかかってきます。

こうした苦労を引き受けることができる「犠牲精神」にあふれた人々によって、いずれ日本の各地に、霊界の足場となる「本物のスピリチュアリスト・サークル」がつくられていくようになります。

3)スピリチュアリスト・サークルを単位とする霊的ネットワークの形成

他のサークルへの参加や自由な移動

スピリチュアリスト・サークルが全国各地につくられるようになると、スピリチュアリズム全体の霊的な質の向上が促されることになります。各地に点在するサークルの一つ一つが“霊的単位”となることによって、日本全体を覆う“霊的ネットワーク”が形成されるようになります。自分が所属するサークルから、他のサークルへの参加や移動が自由に行われることによって、スピリチュアリズム全体のレベルアップがなされるようになるのです。

サークルを主催するリーダーは、メンバーを自分の手元に囲い込むようなことをせず、メンバーの霊的成長を最優先して、他のサークルへの参加や移動を歓迎しなければなりません。リーダー自身の信仰と無私無欲の姿勢が問われることになります。

また、リーダー自身が自らの向上のために他の読書会やサークルを見学したり、他のサークルのリーダーと交流を持つことも必要です。「他者から学ぶ」という謙虚さは、道具意識の表れです。

リーダーたる者は、つまらない野心から競争意識を持ち、他のサークルと張り合うようなことがあってはなりません。大切なことは、自分が主催するサークルの進歩とメンバーの霊的成長です。そして他のサークルの人たちと協力し、スピリチュアリズム全体の発展のために貢献していくことが重要なのです。

サークルによる“霊的ネットワーク”の展開と、スピリチュアリズム全体の発展

一つのサークルでの学びや体験に限界を感じたり、所属するサークルに馴染めないときには、他のサークルの集まりに参加したり所属するサークルを替えることは、さらなる霊的成長のきっかけになるかもしれません。また、サークル内の気の合う仲間と、これまでのサークルから独立して新しいサークルを立ち上げるのもよいことです。

こうした形でサークル間の移動が自由に行われたり、細胞分裂のような形でサークルが増えていくにともない、良い意味での活気と刺激がスピリチュアリズム界全体にもたらされるようになります。一つのサークルで得た霊的恩恵や新しい学びが、さほど時間が経たないうちに他のスピリチュアリストの間に伝わるようになります。

今後のスピリチュアリズム全体の発展は、サークルによる“霊的ネットワーク”の展開を通してなされていくようになります。まさに「スピリチュアリスト・サークル」が、スピリチュアリズムの草の根運動の“前線基地”として大きな役割を果たすことになるのです。