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1.スピリチュアリズムと地上の宗教

1章の内容について

この章では、スピリチュアリズムの「宗教観」について見ていきます。スピリチュアリズムの宗教観とは、霊的観点から見た地上の宗教についての見解です。霊的観点から見るということは、霊界にいる霊たちが、地上の宗教をどのように考えているのかということです。

大半の地上人にとって、霊界から地上の宗教を眺めるというようなことは想像もつきません。そもそも地上人の多くは、死後の世界(霊界)があることさえ信じていません。しかし、死後の世界である霊界では実際に、大勢の霊たちが生活しているのです。今は地球上にいる私たちも、いつか死とともに霊界に行き、そこで新たな人生を始めるようになります。50年後には、地球上にいる70億を超える人間の半数が、霊界で生活しているのです。今はそうしたことを信じられなくても、その時になれば、死後の世界が実在することを無条件に認めざるをえなくなります。

霊界から眺めると、無数とも言える地上の宗教には、共通の傾向が見られます。地上にいるとその共通性は分かりませんが、霊界という地上界とは異なる次元の世界から見ると、地球上の宗教全体の傾向がよく分かるようになります。大人からは、子供同士がつくる世界の様子を見通すことができるのと同様に、霊界に入ってみると、地上の宗教の共通性がはっきりと分かるようになるのです。霊界に入って認識することになる“地上の宗教の共通性”――これが霊的観点から見た地上の宗教に関する見解であり、スピリチュアリズムの「宗教観」です。

本章の内容は次のようになっています。