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今回のセレクション

500に及ぶあの世からの現地報告「Life After Death」

――エクトプラズムボックスを通して明らかにされる死の直後の実生活――

ネヴィレ・ランダル著/スピリチュアリズム普及会 訳

死の直後ならびに幽界(アストラル界)での様子を扱った霊界通信は数多くありますが、実例の豊富さ、内容の正確さなど、総合的な点で本書の右に出るものはないでしょう。これによって、死後の世界についての実感・リアリティーを手に取るように感じることができるはずです。それはまるであの世の“現地報告”そのものです。さらに本書の優れた点は、そうした実例の豊富さばかりでなく、その上に立ってスピリチュアリズムの問題点を絞り出し、検討を加えていることです。その優れた理論考察によって、哲学的内容にまで問題を深めています。その点で、スピリチュアリズムの入門書としては最適なものです。またすでに、これまで多くのスピリチュアリズムの書物にふれている方にとっても、死後の世界にたいする実感を呼び戻し、何のためにスピリチュアリズムがあるのか、自分とスピリチュアリズムはどのような関係にあるのかを改めて認識させてくれるでしょう。

本書に出てくる霊媒はレスリー・フリントといい、イギリスのスピリチュアリズム界では広く名前が知られています。実はこのフリントはシルバーバーチとも対談しており、シルバーバーチにいろいろな質問をし、アドバイスを受けています。この霊界通信はレスリー・フリントという優秀な物理霊媒の存在があって、はじめて可能になったのですが、本当の立役者は、審神者(さにわ)役としてのウッズとグリーンという二人のイギリスの中年の男女なのです。二人の霊的意識の高さと誠実さ、真摯な探究心によって、高級霊からの通信を受ける地上側の完璧な準備が整いました。そしてスピリチュアリズム普及計画の一環として、高級霊の意図のもとにこの霊界通信が展開されたのです。