こみっくパーティー

 

同人のバイブル…いや、黒歴史とも言える作品がこれだ。

今まで「シム・コミケ」等がギャグとしてネタにされていたが、同人誌を扱ったゲームはこれだけであろう。

そして、こみパを読むと、同人の歴史が見えてきます。

コミックアンソロジー(DNA)

発行日

2000年3月1日発行

作家陣(敬称略)

(イラスト)七瀬壬稀・ストライク平助・神崎らいむ・結城心一・内村かなめ・猫間ことみ・はせがわりゅう・奥谷かひろ

(コミック)結城心一・津島 亮・ストライク平助・猫間ことみ・春 和彦・長田 馨・刻田門大・柊 誠亜ハザママサシ・田中としひさ・天丸・御形屋はるか・内村かなめ・貴井しおしお・はせがわりゅう

こみパ創世記の為か大きな動乱は確認されていない。しかし準備段階で、多数の事件があった様だ。

特に新人作家の千堂和樹を、やおいの世界に引きずり込もうとする闇の力が多数働いていた。

「創作(男同士の)恋愛」を画策した詠美(津島 亮さん・P21)、南&由宇は当時パートナーの彩さんを洗脳しようとし(ハザマ

マサシさん・P103)、大志に至っては「女性向同性愛ラブコメ」を描かせる為に女装特訓まで行っている(御形屋はるかさん・P127)。

また会場では、暴徒鎮圧用の震動感知式地雷が暴発したらしい(柊誠亜さん・P89)

名言

ましてや 20万人以上が集まるイベントでは天候さえ操る事もできるのだ

豪雨の中開催した事に感心する和樹に、大志が説教した言葉(天丸さん・P119) 台風を止めた実績があるしなぁ…

 

コミックアンソロジーVol.2(DNA)

発行日

2000年5月1日発行

作家陣(敬称略)

(イラスト)ハザママサシ・ストライク平助・佐倉千歳・刻田門大・結城心一・内村かなめ・奥谷かひろ

(コミック)内村かなめ・猫間ことみ・ぴすとん・長田 馨・津島 亮・春&凪・柊 誠亜・ストライク平助・牧原ひさと・吉田 創・刻田門大・Marukomu.X・ますやまけい・天丸・奥谷かひろ

閉会直前に「裏おたく拳」の使い手二人による、「詠美の本争奪戦」勃発。

激しい攻防戦の末、究極奥義を使っての闘いになりビッグサイト(並びに首都)壊滅。

詠美は「もう一冊だけ刷っておけば良かった…」と深く反省し、後の歴史家はこれを「大破の改心」と書き止めた(嘘)。

しかし、数日後には、スタッフの尽力により、ビッグサイトは復興した様だ。(長田馨さん・P41)

余談だが、マンガの神様が降臨したとの噂も流れている。(柊誠亜さん・P77)

名言

こんなんじゃなかったぁ…!!

すっかり同人に染まった和樹に涙する、瑞樹の魂の叫び(牧原ひさとさん、P97)

 

コミックアンソロジーVol.3(DNA)

発行日

2000年7月1日発行

作家陣(敬称略)

(イラスト)犬威赤彦・春&凪・ガビョ布・猫間ことみ・結城心一・ハザママサシ・

(コミック)ハザママサシ・結城心一・藤枝 雅・ストライク平助・津島 亮・猫間ことみ・ぴすとん・春&凪・内村かなめ・柊 誠亜・カエルの王子・牧原ひさと・Marukomu.X

あさひ狂信派による「ピーチ召喚の儀」発生。この儀式により生み出された想念の塊が、ヘモヘモの形を取る。

しかし危険を呼び込んでしまい、あさひは本物のピーチに変身。からくもこれを必殺技で撃退。(ハザママサシさん・P9)

また、猪ノ坊旅館(由宇の実家)にて秘密結社「腹白い姉妹」のヲタクによる世界征服実行会議開催。

和樹は極悪計画を阻止せんと闘いを挑むも敗北、極東本部長に就任させられる。

ヲタクは軍事・化学・経済を手中に収め、この年を「ヲタク元年」と定めた。(吉田 創さん・P107)

名言

私たちにも既成事実作ってください!!!

混浴風呂で和樹に迫る、あさひ&郁美の台詞(春&凪さん、P83)

 

コミックアンソロジーVol.4(DNA)

発行日

2000年7月1日発行

作家陣(敬称略)

(イラスト)よしづね なお・犬威赤彦・たわばあべし・内村かなめ・結城心一・はせがわりゅう

(コミック)結城心一・たわばあべし・西木史郎・Marukomu.X・柊 誠亜・牧原ひさと・春&凪・武梨えり・吉田 創・ストライク平助・ぴすとん・津島 亮・天丸・田中としひさ・長田 馨・内村かなめ

謎の奇病「なんでもカップリングにしてしまう病」がゲーム系女子コスプレイヤーを中心に大流行。

主に女子中高生がかかる一過性の病と言われるが、詳しい事は解っていない。由宇も経験済みらしい。

和樹が大志と出来ていると言う噂が流れ(大志が流したのだが…)ブラザー2はトップクラスのサークルに。(武梨えりさん・P85)

また猛暑の為、会場では転倒者続出。精神錯乱による乱闘騒ぎも多数報告されている。(吉田創さん・P97)

名言

ねぇーちゃんエエ乳しとるのぉ

猛暑の中無防備な格好でいた詠美に、たまりかねた由宇がイタズラした時の台詞(春&凪さん・P73)

 

コミックアンソロジーVol.5(DNA)

発行日

2000年11月1日発行

作家陣(敬称略)

(イラスト)よしづね なお・逸架ぱずる・佐倉千歳・ガビョ布・結城心一・春&凪

(コミック)結城心一・土山にう・牧原ひさと・津島 亮・Marukomu.X・春&凪・吉田 創・逸架ぱずる・柊 誠亜・ぴすとん・西木史郎・内村かなめ・武梨えり・天丸・カエルの王子

千堂和樹、突如としてスランプに陥る。

これを研究した由宇は、「切羽詰まらないとやらない遺伝子」が同人は強い事を発見。学会に旋風を巻き起こした。(西木史郎さん・P117)

スランプ克服の為、郁美は採石場での特訓を提案(TVの受け売り)。和樹、見事必殺技を会得。してどーする!!(柊誠亜さん・P93)

更に酷いスランプに陥り、由宇&郁美とドタバタを繰り返す。和樹、宗教系に転向…か?(吉田創さん・P73)

尚、やきもちを焼いた詠美を、和樹がお姫様だっこして会場入りした姿が目撃されている。(ぴすとんさん・P105)

名言

あぁっっ 入稿日昨日だった〜!!

和樹の魂の叫び(内村かなめさん・P125)

 

コミックアンソロジーVol.6(DNA)

発行日

2000年11月1日発行

作家陣(敬称略)

(イラスト)御形屋はるか・MALINO・佐倉千歳・ガビョ布・結城心一・柊 誠亜

(コミック)結城心一・Marukomu.X・ぴすとん・春&凪・柊 誠亜・秋澤和彦・牧原ひさと・MASAKITI・柊 夏・津島 亮・吉田 創・カエルの王子・破軍星・新庄聡美・はせがわりゅう

「秘密結社・腹白い姉妹」ついに大量洗脳兵器を開発。実行部隊とともに、こみパに参戦。

洗脳を免れた和樹・由宇・瑞希以下少数の同盟軍は、なりゆきでこみパ防衛の為に迎撃戦を展開。大苦戦。

絶対絶命の危機に、澤井編集長以下少数の商業誌軍乱入。戦力の極地投入により、男の尊厳と供に旗艦大志轟沈(業チン?)。

こみパ、最大の危機は去った。後の歴史家はこの闘いを「こみパメイド大戦」と記した。(吉田創さん・117P)

名言

やおいは精神論ですから

南さんのやおい変遷話より(結城心一さん・P9)