☆ステップ2 原画を取り込む☆

 スキャナーで、原画を取り込みます。

その際やや大きめ(私は300%位)に取り込んで置くと、後の処理も楽で完成した時もきれいになります。

ここからは、写真屋を使用します。

角度を調節して、まず周りにある余分な空間を削除。

そして、線を強調し濃くします。その後、背景の白を削除します。

そして、ここでのポイントは「 修正を丁寧にやる 」これにつきます。

ここで修正を怠ると、後々に多大な影響を及ぼします。

絵は「その時のレベル」と割り切りましょう。

完成時の成否が、この作業に掛かっています。

 続いて、線画を「レイヤー0」として登録。その際、忘れずにコピーを取る。

色塗りは、パーツに分けてやるのが一般的ですが、初心者はそのまま

コピーして行った方が良いでしょう。

基本的な部分(この場合は、肌・髪・水着)を必ず通常で塗りつぶします。

訳は、後程。

この絵では目などを縫っていませんが、必ず通常で縫っておきます。

ここまでくると、割合CGらしくなってきます。

続いて、影になる所を塗って行きます。

「レイヤー0(基本線)」をコピーするのがやり易いですが、レイヤーだけ

作成する方が無難でしょう。

影の部分を塗る時は「乗算」を利用すると簡単です。

色を調整しつつ、少しずつ濃い色を塗っていきます。

また、「通常」を利用して、濃い色から薄い色を塗るのも一つの方法です。

「乗算」ではなく、「通常」で濃い色を塗って行く方法も有ります。

やり易い方法を、模索しましょう。

絵は、影の部分の表示です。

現在までの画像を統合すると、こんな感じになります。

肌の色は兎も角、服の色など「好み」が出て、同じ系統の色ばかり使わない

様に、注意して下さい(よくやります…)。

 

この時点では、背景に色が有りません。

統合してしまうと、背景が自動的に白になるのでここでは背景が白なのです。

一応、キャラの基本的な所が終わりました。

 

この講座で使っていた、この「猪名川由宇」のCGですが、ウィルスに侵されたメインPCに入っていた為、

同じ絵での進行は出来なくなりました。

CGそのものを変えるか、処理のみを紹介する方向で進めたいと思います。

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