香港珈琲

 

「ここにも無いなぁ」。

私と師の「オレンジマキアートを絶滅より救うためには取り敢えず保護しよう

委員会」は予想以上の激減ぶりに困惑していた。

保護しようにも、生息していた筈の店にも姿も形も無いのだ。

「中国から固体を借りて人工繁殖」まで本当に考えていた(笑)。

その時我々の情報網についに連絡が入った!!

「オレンジマキアート発見」の報が入ったのだ。

マッハ500のスピードで現場に向かう委員会。

その時、我々の目にしたものは!!!

 

次回 「オレンジマキアートは、ヴァバの夢を見るか!!

      ジュース鑑定士、S氏の逆襲」 に続く!!   訳が無い。

まぁ、ここまでは冗談にも程が有るが。

これは土龍さんが、マキアートを見つけた時に発見していたもの。

良く見て見ると、オレンジマキアートと同じ「ORIGINALE COFFEE SERECTION」の文字が。

「と言う事は、これも脅威の味わいなのでは…」ある種の期待が胸に走った。

「珈琲にダージリンティーを加えた香り高い味わいです。」が今回の宣伝文句だが。

オレンジマキアートでアレなのだから、コレも勿論不味い事であろう。

取り敢えず、師弟で試飲。   結果…。

画・土龍

本当に、マズい!!!!!!!!!!

師匠曰く「失敗した、マムシ酒」。私曰く「なんとも言えない泥水」。

二人して吐き出した。

ここで一言

宝酒造の舌はどうなっとんじゃぁ!!!

缶チューハイなどの革新的な製品は有るが、ヒットした製品は少ない。

その陰には、この壊れた舌が関係しているのでは無いだろうか。

ひょっとして、「マズさ爆発」を目指した革新的な商品だったのか。

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