T. 自動車の保有状況
1. 車種別保有台数 軽自動車の増加。背景に、少子高齢化と若者の車離れ
2. 平均使用年数 年々伸びている。'06年は11.1年。背景に耐久性向上と経済観念の変化
3. 都道府県別保有台数 交通が便利な都会に少なく地方に多い(世帯あたりの台数)
U. 車の税金
1. 道路特定財源の始まり S29揮発油税からS46自動車重量税まで順次制定され、現在は9税
2. 自動車関連諸税の体系
(1)取得段階 @自動車取得税 A消費税 (自動車税)
(2)保有段階 @自動車税 A軽自動車税 B自動車重量税
(3)走行段階 @揮発油税 A地方道路税 B軽油引取税 C石油ガス税 D消費税
3. ユーザーの税負担国際比較 日本>英国>フランス>ドイツ>米国
4. 車を買うときに支払う税金(詳細)
自動車取得税、自動車重量税、自動車税 (自動車賠償責任保険)
V. 燃料にかかる税金
1. 税金の種類 揮発油税(ガソリン)、軽油引取税(軽油)、石油ガス税(LPガス)、消費税
2. ガソリン価格(税込)の国際比較 英国(248円)>ドイツ>フランス>韓国>日本(153円)>米国(94円)
3. 課税の仕組み
(1)ガソリン 揮発油税と地方道路税を合わせてガソリン税と呼んでいる
課税方式は蔵出し課税で、製油所を出る際に課税される(ex.酒税)
ガソリン税部分にも消費税が課税される(2重課税)
(2)軽油 売り元から販売店に販売される際に課税
消費税は軽油価格のみに課税される(2重課税はなし)
4. 暫定税率をめぐる与野党の争点
暫定税率(廃止or維持)、使途(一般or特定)など
5. 6. 暫定税率が廃止された場合、暫定税率が維持された場合
180万円の車を購入し3年保有した場合。またガソリン130円/?で年間1万キロ走行すると仮定し試算した場合 → 3年で約14万円の違いになる
W. 意見・感想など
・暫定税率は、取得税や重量税の一部にもかけられており、ガソリン価格の問題だけではなかった
・昨今の医療福祉分野の財政の逼迫に伴う国民負担増を考えると、道路関連財源だけが特別扱いされることについて、違和感を覚える
・880億円という国の借金の背景には、ひとりひとりの「税金を使う暮らしへの慣れ」があると思う。意識を変える必要があるのではないか
28期 今井 孝子