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『Rust Planet』 
藏本 秀彦展
プロフィール

作家コメント
 表現は傷痕をフィルターにして、過去になりつつある安らいだ時間を、頼りとするの がテーマとして現実的である。 そして、現在の状況は、もとは個から発せられたもの であり、極私的な世界が現実の世界の反省や希望となるはずである。個の根っこと世界は通じており、悲しみも同じ比率かもしれない。 蜻蛉のような磁力で作品は関係を保ち、時と共に錆び儚い脆弱を提示する。
同じことなのだろう。
                               藏本秀彦 

鉄は、 時間の経過と共に変化する。酸化反応は、私たちを取り巻く環境の中で最も身近な化学反応である。
  藏本秀彦は、鉄粉を顔料に酸化させて色合いをつくる。支持体は、FRP製の大型で不均衡なまるい形。その表面に傷をつけ、鉄粉を付着させる。鉄粉は強制的に酸化させられ、あるいは酸化を止められる。 化学反応の過程で赤みを帯びた色彩は変化して行く。
欠けや傷が味わいになるように、非対称や不均衡で整いすぎていない形態は、少しの隙をもたらし、やすらぎを感じさせる。
                               梅谷幾代
























   
 
   

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