↑蛇に飲み込まれた子蛙の独白。by S.K

【 ソロモンは云う。「この世に、新しきもの無し。」と。

プラトンが指摘するように、この世のすべての新しきものは、

忘却されていたものに、他ならない。・・・F・ベーコン 】

◎ソロモン→紀元前1000年。プラトン→紀元前500年。ベーコン→1600年。

みんな、勉強しているんですねえ。出典はベーコンの「エッセイズ」です。

この言葉は、私の心の中で大きな地位を占めています。

「妄想の部屋」の冒頭の文と共に、心の核をなしている言葉です。 

「なんでも、かんでも、オーバーなんだよー!。酔ってるのか?」

私の三十代の写真を見て・・・結局。「どうでもいいよ。」

・・・なので、私の二十代の写真を上↑に掲載しました。笑)


冗談は、さておきトップの「ピエタ」にしても、

この興福寺の「阿修羅」にしても、いい顔していますね。

決して美形だから、という訳ではありませんよ。

彫像には、美を超えた「語ることのできない美」があります。

絵画でこの水準に達する力量を出せる人は少ないと思います。

絵画の力の限界は、やはり「愛」まででしょうか。 笑)

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「О.K.」と云いますが、何の略語か知ってますか。実は「A.C.」が
正確なんです。All Correct.です。これは、米大統領A・ジャクソンが
間違えて使ってしまったのですが、そのまま。いい加減なんです。笑

「会議は踊る」・・・タレーラン。1814年のウィーン列国会議での言葉。
本当はド・リーニュ侯爵という政治家・軍人らしい。
原文はかなり辛らつな内容とも。
「会議は進まない。しかし、踊っている。」が正しい。ナポレオンの時代。
近代の夜明け(どさくさ)かな。この会議の駆け引きは、実に面白いのだ。
しかし、上手い表現。言葉だなー。

他にも、勘違いっていうのは、意外に多いのです。

イソップ物語とアラビアン・ナイト。どちらが古いか。???。
なんと、イソップは2500年前の人。ギリシア王の奴隷でアイソポスという、
おっさんなのです。物語の完成は2200年前位のようです。とにかく、古い。
比べてアラビアン・ナイトは、9世紀頃のお話しで、11世紀頃に完成なのです。


「・・・どうして、そんなに、やさしくなれるの。?」

タフでなければ生きては行けない。やさしくなければ、
 生きる資格がない。・・・レイモンド・チャンドラー

男は、自分と交わした約束だけは、守らなければ、
いけないんだ。・・・ロバート.P.パーカー

映画「カサブランカ」は、洒落た男の台詞が詰まっている。
「君の瞳に乾杯!」
ビデオを3本も持っています。テレビ・オリジナル・色付。
・・・色々ありますが、一番好きなのは、別れのシーン。

「あなたは、どうするの?」
「昨夜、よみがえった、君とのパリの想い出に生きるさ。」

「お金の問題ではない。物事の筋を通したいんだ。」
・・・D・ハメット。

「愛か。比較されたくないし、比較したくもないね。」
・・・?。笑)



私。ネット初心者ですが、掲示板用の匿名は、色々持っているんです。
「風公・フーコー」は、仏の哲学者M・フーコーをもじっています。
ただ、この人はエイズで死んでいますし、私の嫌いな政治的な論評をしています。
フランス人というのは、変なナショナリズム(誇り?)を持っていて、
そういう、馬鹿気たところが、先鋭な思想を生むのですがね。
実際。文化意識は非常に高い。しかし・・・少し、滑稽。笑)
ですが、フーコーの初期の頃の論評は素晴らしいもので、感動しました。
内容は、やはり「人類滅亡」・・・大笑) 興味のある方は、初期の作品を。

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「付録のオマケのノベルティー」

「夜霧の馬車」・・・西条八十 作詞  古賀政男 作曲   歌 李香蘭

鳴け カモメの鳥 憐れ 切なく 夕陽は燃ゆる 波の上 浮ぶ ジャンク 

寂しや はるばる 誰が 唄うぞ 愛の歌 夜霧に流れ来る


行け 嘆きの馬車 月に 胡弓の 流れる街を いつか見ん 母の待てる 

ふるさと なつかし 窓の火影を(ほかげ)夢見つつ 果てなく 旅をゆく