宇宙は無限だから、完成しないな。
しかし、人間世界は有限だから、閉ざされている訳で。

これは、完成するかもしれない。しかし、現人類の時代ではないだろうな。

有限を閉ざすためには、無限の認識が必要だからな。今の言語では無理だな。

虚無の世界なんだな。・・・。解釈して終る。人間って、それだけの生命体。
・・・・・・一瞬の生命・・・・・・

私が独身なのは、醜男だからです。また、経済的なゆとりもないからです。
しかし、「愛」を血で綴ったことも、あったのです。「愛」さ。「愛」ね。「愛」?。

やはり、遺伝子の所与。遺伝の手段が表象化したものなんだな。
残念だけど。・・・でも、幸せになれるなら・・・。いいよなぁー。

「愛」があれば、大海の真中辺りの深い海の青さが、怖くないもんな。
なぜって?あれはさ。永遠の孤独の青なんだな。

あれは、怖い透明な青だよ。10000メートルの底まで青いのかなぁ。
私の頭の中にも・・・あるんだな。すっごく深い青が。

やっぱり「愛」って、いいよな。でも、最期は誰でも・・・同じ。
けっ!負け惜しみ言ってらー。・・・うん。

せめて、いつかは・・・。風に乗る 金色の雲のように・・・。
Le Misanthrope.(仏)・・・モリエールの喜劇。「人間嫌い」ル・ミザントロープ。
主人公は、青年アルセスト。こう、書いているだけで、苦しくなったきたな。

なぜって?それは秘密。・・・これが喜劇だなんて。・・・「私と砂漠へ・・・。」

映画「アラビアのロレンス」でも。「なぜ、砂漠が好きなんですか。」と問われて。
「・・・清潔だから。」とロレンスが応える。何が汚れているのだろう。何?

詩人A・ランボーも砂漠へ向かった。もちろん、砂漠は熾烈な場所なんですよ。
・・・それ以上に、この街は、厳しい所なんですねえ。ふん.甘ったれてらー。


私は「打算」が嫌いだ。なぜって?「彼」は強過ぎるからね。

♪広い砂漠をひとすじに ♪二人はどこへ行くのでしょう

♪朧に けぶる月の夜を ♪対の駱駝はとぼとぼと

♪砂丘を越えていきました ♪黙って越えていきました〜 byM.K 

「砂漠」に「彼」は居ない。「彼」は弱過ぎるからね。
「砂漠」か。・・・私も嫌いだな。あそこには「可能性」がないから。
ここも嫌な所だけど「可能性」だけは、残っていそうだもんな。

しかし、この街にはどんな「可能性」が残っているんだろう。
・・・それも、薄れてきているような気がするな。

「拝金主義」とか「物神主義」とか。内的には劣等感を
払拭するためだけに、生きているような(私の事です。)。

私の半世紀程の人生の中でも、多くの職業が消えていった。
「労働価値」の変質が起きているんだな。急速に。

貧しかった?から、頑張って豊かになった。しかし、田中角栄さん
辺りから、日本人は大切なものを見失ったような気がする。

・・・「豊かさ」を守るために、何かを捨ててしまったんだな。
そして、腐敗したゴミばかりが、残ってしまった。

「腐敗したゴミ」とは、社会のシステムであり、
現代人の心のシステムなんだな。・・・まずいよ。


----------------「死者のためのミサ曲」--------------

最後に。私はモーツァルトの「レクイエム」K626の収集家です。
レコード・CD・ビデオで100種類弱を持っています。

好きな曲であるだけではなく、20世紀が人の血の上に築き上げられた、
文明であることを、忘れてはならないと思っているからです。

そう、無告の民の血の上に。・・・黙祷。死者の皆さん、ありがとう。

第八楽章の「涙の日・ラクリモーサ」が、モーツァルトの絶筆です。