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「底魔」 |
誰にとっても、眠りは孤独な行為だ。夢の底では、皆ひとりぽっち。
【特に、お前はな。・・・うん。笑)】
僕の見る夢は、25年以上ずーっと変わらない。
お陰で、ライオンも許してくれた。(大怪我をせずに生きてこれた。)
邯鄲の夢とか、胡蝶の夢とか、言うけれど。
僕も、夢の中を生き続けているのかもしれない。【僕。だってよ。ケッ!】 |
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伝えたくない事ばかりが、伝わって。伝えたい事は、全然伝わらない。
僕は、誰も知らない沙漠で寝ている。
そして、ずーっと見続けている夢の為に、生き続けている。
黄土色の街で。僕の肺は、乾いた砂を吸い込んで、夢の欠片を吐き出している。
吐き出しても、吐き出しても、何も伝わらない。だから、独りで夢を見続ける。
他の人は、どうなのだろうか? やはり、現実的なのかなぁー。笑)
生きるテーマ・底魔。【チェッ、駄洒落だったのか。】
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