「アイ・AI」

先日。「AI」というビデオを借りてきて、観た。

「AI・人工知能」ロボットが、「本当の人間になりたい。」と願う。

SF版の「ピノキオ」で、実際にストーリーにも、組み込まれている。

この手の話の元は、ギリシア神話と相場が決まっていて・・・。

「ピグマリオン」というのがそうだ。最近は心理学用語になっているが。

理想の女性を彫刻し、愛してしまう。・・・神が願いを聞き入れてくれ、

彫像は、本当の人間になる。・・・で、ハッピー・エンドか?というと。笑)


その女性・ガラテアは、とんでもない浮気者。・・・という話。

もっとも、色々な説があって「ピグマリオンとガラテア」は幸せに暮したとも。

・・・さて。分析してみよう。「ロボット。ピノキオ。彫像」は、非人間。

しかし、「愛」を持つ。知る。求めることで、人間になる。という事だ。

ただ、主人公は「ロボット。ピノキオ。彫像」ではなく、

製作者だということを忘れてはいけない。「愛ってのは、常に一方通行。」なのだ。

かの「マイ・フェア・レディー」も、実は「ピグマリオン」

ハッピー・エンドではないのだな。涙)