「そは、かの」
銀色の月
見つめれば、見つめるほど、不思議な色。
南アルプスの懐深く。山を目指す。
ビバークする頭上に、月が現れる。大きく見える。
銀色の月
・・・確か。物凄い孤独が、襲ってくる。
子供のように震えてしまう。 笑) 死も・・・。
微笑みが洩れる。・・・「おお そは かの ひとか」