「しおかぜ」が放送を開始しました。
2006年7月17日
特定失踪者調査会が、北朝鮮向けに拉致被害者についての情報を求める日本語番組の
放送を2005年10月30日に開始した。
スケジュールは 23:30-24:00 5890kHz
番組はイギリスの VT Merlin社を利用して、Irkutsk (125°100kW)から北朝鮮向けに
放送している。
日本での受信状態は良好です。
送信地、使用周波数から見て北朝鮮全域で良好に受信できると考えられます。
妨害電波は出ていません。
初日は、予定時刻より1時間後の10月31日、00:30に開始、約20秒後に一度途切れましたが、
00:32.10に再開しました。 開始時刻が1時間遅れた理由は不明ですが、送信所で予定
時刻を間違えたか、ちょうどこの日はロシアが夏時間から冬時間へ切り替わる日だったので、
放送時刻の連絡に行き違いがあったのではないかと推測される。
2日目も1時間遅れの11日1日、00:30に開始、3日目は23:34からR.Australiaの英語放送を、
誤って放送、23:41にしおかぜの放送へ切り替わりましたが、途中で23:59.25から約30秒間
ロシア語番組に 変わった後キャリアのみになり00:01に停波した。
11月2日以降、23:30に放送を開始しています。 日本語番組終了後に約30秒間ロシア語番組が
出る状態が続いている。 切替の都合で出てしまうものと思われますが、詳細は不明です。
番組では特定失踪者調査会代表の荒木和博氏が、公表されている拉致された方と拉致された可能性
のある方の名前と失踪したときの経緯、(多数いるので年代順に5日間の放送で一巡)と情報を
求める呼びかけなどをしている。 第2段階では希望する拉致被害者の家族からのメッセージを
放送するを計画しているとのこと。 番組は日本で制作、インターネットでイギリスへ送り、
それを放送している。
なお、同会へ郵便振替で1000円以上のカンパをして、その振替用紙の通信欄に
「短波放送のためのカンパ」と書き、受信日、周波数、受信状態等を記載した方には
お礼の手紙を出すとのこと。
郵便振替口座は 00160-9-583587 特定失踪者問題調査会 です。
12月 6日の放送によると、12月8日から放送時間が1時間30分に延長されます。
新しいスケジュールは 23:00-00:30 5890kHz です。
また、現在は日本語のみですが、英語と朝鮮語による放送も予定しているとのこと。
12月8日、23:00に放送開始、23:30にトラブルが発生して音声が中断、23:32.45に再開しましたが
23:33に再び中断、23:33.25に再開、この遅れのため番組が23:59.20に途中で終了した。
00:03.40にキャリアが切れた。
12月6日の放送では放送時間を23:00-00:30に延長するとアナウンスしていましたが、放送は24:00
で終了している。
一方、特定失踪者問題調査会のホームページでは、放送時間が23:00-24:00と04:00-04:30になると
伝えているので、こちらのほうが正しい放送時間であると思われる。
12月8日からの新しいスケジュールを確認した。
23:00-24:00 5890kHz
04:00-04:30 5890kHz
拉致被害者の家族、親族からの手紙と拉致被害者、拉致された可能性のある方の名前の読み上げを
放送している。
2006年1月、従来の拉致被害者の家族、親族からの手紙と拉致被害者あるいは拉致された可能性のある方の
名前の読み上げに加えて、拉致被害者と拉致された可能性のある方の家族、親族からの声のメッセージの
放送をも開始した。
1月30日からは日本語に加えて、朝鮮語、英語、中国語による放送も開始した。
放送時刻は23:30-24:00、朝鮮語(月曜日)、英語(火曜日)、中国語(水曜日)
翌日の朝04:00から再放送。 初日の1月30日は23:00の放送開始時に誤送信のトラブルがあった。
拉致被害者の親族からの声のメッセージは毎週日曜日の夜と翌日朝に放送されている。
2006年5月5日からジャミング(妨害電波)が出るようになった。
放送が聞かれると困るような状態になったものと思われます。 慢性的な電力不足にある北朝鮮にとっては
大きな負担になっているでしょう。
2006年6月15日、妨害電波に対応するためスケジュールを変更しました。
1930-2000 9855kHz 朝鮮語、英語、中国語による拉致被害者の名前の読み上げ。
日本語、朝鮮語、英語、中国語によるニュースと解説。
0530-0600 9785kHz 日本語による拉致被害者の名前の読み上げと呼びかけ。
6月16日現在、新しい周波数には妨害電波は出ていません。 今までより高い周波数へ変更した
ので、北朝鮮全土で効果的な妨害をするのは今までより難しくなったと思われます。
一方、変更前の5890kHzには、依然、妨害電波が出ています。 スケジュールが変更されたことを
まだ、把握できていないようだ。
2006年6月29日の夜の放送(第2放送)から妨害電波が出るようになったが、放送内容は了解できる。
7月に入って以前の周波数5890kHzに出ていた妨害電波(複数の場所から発射されていた)が
すべて停止した。
妨害電波に対応するため、7月10日から夜の放送のスケジュールを変更する予定です。
7月10日から夜の放送のスケジュールを変更した。
2200-2230 9485kHz 日本語、朝鮮語、英語、中国語