60kHz JJY標準電波局
VLF Time Signal Station JJY (Japan)
 

 JJYの登場は今年2回目である。3月に停波した短波局 に替わって10月1日より西日本地域を対象に佐賀県の羽金山山頂から60kHzの標準電波が出るようになった。これで既に40kHz で東日本をカバーしている大鷹鳥谷山のJJYとともに日本全国が長波のJJYでカバーされ、西日本でも電波時計が使用可能となった。 既に40kHzと60kHz自動切替えの電波時計が売り出されている。60kHzのJJYは10月以前からテスト送信を行っていたが 通信総合研究所では正式開始以前の受信報告は証明しないと表明していた。60kHzの電波の正式オープニング時は10月1日の 11:30頃であるが、平日であり会社を休む訳にも行かないので確認はできなかった。仕事から帰った夜間に受信機のスイッチをオン、 40kHzほど強くはないが良好にタイムパルスが受信できる。毎時15分と45分にはモールス符号で「JJY」が打たれるので確認は 容易である。電波時計が主たる用途であるため、受信機で聞いていても短波のJJYのように簡単に時計合わせに使えるという訳ではな い。結局ログは40kHzの電波時計の表示を見ながら取るハメとなった!
 QSLカードはJJYのHPにも掲載されていた送信所の写 真を利用したもので、担当者の印鑑の入った正式なものである。小生の自宅と研究所の地理的な近さもあり郵便がすぐ届いたらしく No.1-1と第一号のQSLとなった!まあVLFなどをラジオで聞く好事家は少ないということであろう。100kHz以下の帯域が 受信できるのはAOR社のAR7030、AR5000、JRCのNRD-535(補償範囲ではない)、アイコムR-75など一部の通 信型受信機に限られるからである。アンテナも難しいところだが、小生はAOR社のSA7000を使用している。このアンテナの最低保 障周波数は30kHz、勿論利得はないが、マッチングが正しくとられていてノイズが少ないので信号了解度は大変良い。現場でのモニ ター用にも同アンテナが使われていると聞いており、隠れた優品である。小生は利得を補うために壊れたLF-400B(LF Engineering社製の長波専用アクティブアンテナ)から取り出した増幅器を受信機との間に入れている。これは500kHz以 上をカットする簡単なローパスフィルターとFET2個(ゲート接地+ソースフォロアー)による増幅器を組み合わせたもので20dB位 の利得がある。VLFに凝りたければ、米国には受信装置(コンバータ、フィルター、増幅器、専用アンテナ)の市販品もある。
  受信報告は80円切手を貼ったSASEを同封(葉書の入る大きさの定型封筒使用)し、封筒表面に「60kHz受信報告在中」と朱書して〒184-8795 東京都小金井市貫井北町4-2-1  通信総合研究所  JJY標準周波数局へ。 海外からの場合はIRC同封で良い。 同局のURLはhttp://jjy.crl.go.jp/。 QSLカードの大きさは 149×101m。
 


 
 


 
 
 

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