USCG Kodiak (NOJ)

   今月は久しぶりにユーティリティ局である。NOJ局はUSCG(United States Coast Guard:米国沿岸警備隊)のアラスカ地区における中心無線局である。アラスカ半島の付け根にあるKodiak島の東端という軍事上の要衝にあり、 1957年の運用開始以来人口の少ない同島の中では経済的にもかなりの地位を確保していると言われる。世界的に短波や中波の無線通信 は衰退しつつあるが軍事的には衛星回線の停止時の通信を確保しておく必要があるためか音声、気象FAX、RTTYによる短波・中波の 無線通信を継続している。SITOR方式によるRTTY通信は四六時中行われており、テスト信号の中ではCWで局名が出るので日本時 間の夕刻以降簡単に確認できる。現在SITOR方式のRTTY通信に使われている周波数は4213.5、6317.5、 7912.5、8419.5、9302.5、13484kHzである。送信設備はコリンズ製のHF-80送信機(10kW)が23 基、Nautel社製中波送信機が2基、短波用アンテナは34基(内2基は指向性)で、Kodiakの他Ketchikanと St.Paul島に1kWの中継所を持つというかなり大規模なもので太平洋における通信の要となっている。USCGのマスコットは熊 (北極熊らしい?)であるが特にNOJの場合は「cable eating bear」という熊が部隊のマスコットでQSLカードに採用されている。かなり昔にも見た記憶があり伝統的なデザインらしい。
 NOJは独自の URL(http://www.uscg.mil/d17/comkodiak/welcome.htm)を運用していたが、リスト ラがあったらしく最近は第17地区連隊のURL(http://www.uscg.mil/d17/)に吸収されてしまった。

 受信報告の宛先: U.S.Coast Guard Communications Station Kodiak
                             P.O.Box 190017, Kodiak, AK 99619-0017, U.S.A.
 
 

QSLカード表面(2色刷、139×89mm)

 

QSLカード裏面(Operations Officer John W.Winning氏のサイン入り)
 
 

左:NOJの全景 右:NOJのマーク

 
 
 
 
 

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