Swiss Radio International

 Swiss Radio Internationalはさ来年の10月いっぱいで短波放送を中止して、衛星とインターネットに専念する予定である。最近のQSLにもこれが反映して いて局名も「swissinfo」としか書いていない。日本では夕方のSottens直接送信が受信できるので今の内に短波での QSLを取得しておこう。スイス放送は昔はニュース、DX番組(Swiss Shortwave Merry Go-round)の他ヨーデルなどの音楽番組も充実しており、すっかりこの局に惚れ込んで「スイス屋」の異名をとったDXerも存在した位である。その 頃(1965年)のQSLカードを参考のために掲載した、スイスの風景は同じだが、写真使用の現在のカードより味のあるデザインであ る。短波放送から聞こえてくるスイスのメロディーを聞きながらまだ行ったことないスイスの風景に思いを馳せたものである。またカード の裏にもメッセージを一つ一つ記入してくれた。この局だけでないが度重なるリストラはそういう人間的な接触をどんどん削ぎ取って行 き、ついには短波放送の廃止に至る道筋まで作ってしまった。SRIも短波放送では人員削減のせいか最近は殆どがニュース番組となって しまった。しかし永世中立国の短波放送としてその信頼性は高いのでこういう不安定な世界情勢の時ほど短波放送を継続して欲しいもので ある。
 短波放送の全廃発表から暫くたった今年初頭から同局はワー ルドスペース衛星ラジオ放送を使って北東アジア向にも24時間の衛星放送を開始した。日本ではTDM49で受信できる。実はこの原稿 も衛星放送「SWISSINFO」を聞きながら書いている。ニュースでは「スイスの観光がふるわず、ケーブルカーの大半は数年以内に 倒産する」などと景気の悪いことを言っている!衛星放送の方は音楽が多くなったが、スイス独自のものはあまり聞けなく、殆どが英米系 のポップスとなった。また「詳しい情報はインターネットで」というアナウンスがしばしば出る。スイスも「アルプスとヨーデルの国」で はなくなった訳で、衛星の24時間放送で四六時中聞けることにはなったが何か昔ほどの面白さがない。衛星放送は確かに便利だが、世界 中の誰でもが受信できる訳ではないし、日本のように都市部の多い場所ではむしろ受信が難しい場合もある。インターネットと同じく短波 放送を補完する役割でしかないようにも思える。衛星放送の受信報告というものはあまり意味がなさそうなのでまだ書いたことがないが、 もし送れば短波廃止後でも多分この「swissinfo」のQSLが来るのであろう!
 まだ短波の全面廃止まで時間があるのでこういう意見をどん どん送って廃止を思いとどまらせたいものである。

 受信報告の宛先: Giacomettistrasse 1, CH-3000 Berne 15, Switzerland
  URL:   http://www.swissinfo.org
 英語放送へのE-mail:  english@sri.ch
 

 

最近のQSLの表側(大きさ148×105mm)

最近のQSLの裏側(コンピュータ打ち出し、サインなし)


 

1965年のQSLの表側と裏側(カードの大きさは現在と全く同じ)
   
 
 
 

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