Radio Nacional Arcangel San Gabriel

 南極唯一の短波放送局として有名な局である。南極では かって米国のMacMurdo基地にも短波局(6012kHz)があり、世界最南の短波放送局であったが、FMに移行してしまい、そ れ以後はこの局(南緯63度24分)が世界最南である。局は南極大陸から南米に突き出した南極半島(パーマー半島)の先端部にあるア ルゼンチンのEsperanza基地(esperanzaは「希望」という意味)内にある。同基地は1952年に開設され、1976 年には南極最初のカトリック教会もここに設置された。同局がコールサインLAR36で放送を開始したのは1978年10月20日で、 「大天使ガブリエル国立放送」という凄い名称である。基地は海から海抜530mのTaylor山との間の傾斜地にあるが、局は少し山 側に入った地点にある。現在の放送は15476kHz(QSLカードでは3-10kWとなっているが実際は1kWと言われている)で 火−土曜の03:00-06:00にスペイン語で行われており、日本でもかなりの頻度で受信可能である。局のスタッフは局長の Juan Carlos Peraz Arrieu氏以下7名(女性アナウンサー4名)で、基地全体のスタッフ数が最大84名だから結構な比率である。同基地は南米に近い(といっても Buenos Airesまで3千キロ)ため観光客も年に千人位訪れるという。しかし年間平均気温は-20度から-35度と厳しい。
 スペイン語の受信報告に対して最近一斉にQSLカードが発 行された。またE-mailによる受信報告に対してはE-mailによるQSLも発行されている。

 受信報告の宛先:  Base Antartica Esperanza, Terriotorio Antartico, Argentina
  E-mail:   lra36@infovia.com.ar
  URL:     http://www.fcapital.com.ar/esperanza
 
 

QSLカード(表) 大きさは73×175mm

 

QSLカード(裏)

 

Esperanza基地の主要部(奥の左赤が放送局、右赤が送信所)

 

Esperanza基地の全景

 

左:スタジオ内部 右:送信所とスタッフ
    
 

こんな水上飛行機で受信報告が届けられる

 

トップペー ジ