GTRK "Vladivostok" (Radio 810)

   昨年(2002年)10月のAFN-Tokyo停波の「贈り物」の一つがこ の GTRK"Vladivostok"(810kHz)の東京での受信である。当時22:00のs/offまで早朝、夜間の何れもローカル 局並に受信できた のでびっくりした。現在はAFNが復活したので次の停波まで東京では受信不能である。勿論日本海沿いや北日本では別に珍しい局でもない が。 GTRK"Vladivstok"は現在2波で出ており、1波は有名な243kHzでこれは日本中どこでも、昼でも受信できる長波のパイ ロット局だが、殆 どRadio Rossiなどモスクワの番組の中継である。810kHzの方は現地では「Radio 810」と呼ばれており、こちらはローカル色いっぱいの中波局である。昔は5015kHzの短波でも出ており、また昨初めまでは短波で 「Radiostantsiya Tikhiy Okean」(太平洋放送)を短波でも放送していたがそれも廃止されとうとう長波、中波、FM(71.84MHzなど)のみのローカル放 送局となってし まった。
  昨年のAFN停波時に早速受信報告を送ったところ、コンピュータで作成した英語のQSLカードと、レター形式のQSLが同時に送られてき た。発行者は technical department enginnerのAlexy Giyuk氏。Radio 810は現在は冬時間なので23:00にs/offの筈である。

 宛先は; GTRK "Vladivostok", Uborevicha st. 20-A, Vladivostok, 690670 Russia
  ロシア語では; РОССИЯ 690670 Приморский Кдаи, г.Владивосток, ул. Уборевича 20-А, ΓΤΡΚ”Владивосток”

 URLはhttp://www.ptr-vlad.ru
  E-mailはptr@ptr-vlad.ru

  この局はソ連時代は勿論国営のPrimorskiiklay Radioであった。1971年に覚えたてのロシア語で受信報告を送ったところ、局員のV.Petrov氏より港の夜景を写したカラー写 真と日本語の手紙 を受け取った。当時は社会主義体制の元ウラジオストックには外国人の立ち入りは禁止されていた。またソ連市民は外国と自由に情報をやり取 りすることも禁止 されていた。 このような中、危険を犯して返信をくれた同氏には大いに感謝したいところだ。どうも当時ロシア語を覚え立てで、参考書に書かれた手紙の文 例の宛先が Petrov氏(ロシアではありふれた名前だ)になっていたのをそのまま写して送ってしまったので、手紙が局員のPetrov氏にそのま ま配達されてし まったらしい!その後、この手紙に対して返信を送ったが、もう手紙は来なかった。氏は多分官憲の訪問を受けたのであろう。今のロシアでは こんなことは無く なったが、21世紀の現在でも似たような状況の国はロシアの近くにはまだ存在する。

コンピュータで制作のQSLカード(95×130mm)

同時に届いたQSLレター

 

左:Radio 810付近の冬景色  右: ステーションロゴ
        
 

左: 1971年にV.Petrov氏が送ってくれた軍港の夜景写真  右: 同氏の日本語の手紙
    
 
 

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